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自分でできる理想的な立ち方
いかがでしたか

この5本の足趾に均等に体重をかけようとすると、自分の弱い筋肉や癖がわかります
それがわかれば、対応策が立てやすいという事なんですね

で、今回は
身体の軸
について書きたいと思います

身体の軸ってなんだと思います

この説明をするために肩甲骨の可動域について触れたいと思います


まず、肩甲骨の可動域を体感してみましょう

極端な猫背姿勢を作ります
その姿勢で両手を伸ばして左右に広げてみてください
あまり、開かないと思います

下図は、身体を上から見て図形化した絵です
太いグレーの線が腕
赤い線が肩甲骨
グレーの□が胸骨で○が背骨
グレーの楕円は肋骨を表しています

で、猫背で肩甲骨が前方に来てしまうと
ピンクの点線で表したくらいの可動域しかありません



それでは、逆にふんぞり返るように、極端に胸を反らした姿勢で
同じように両手を広げてみてください

今度は大きく開いたと思います
下図では緑の点線が可動域を表しています


これが、姿勢による肩甲骨の可動域の違い
です


この可動域の広さは当然必要ですが
ある境界線を境に、この可動域の広さは邪魔になってしまうんですね

その境界線というのが、下図の黒いライン


この黒いラインは、体を前面と後面にわける境界線です

このラインより前が前面で、人間の動作のほとんどが前面で行われます

つまり、可動域が広く境界線より後に腕を持ってくる力というのは、通常の作業では必要のない力ということになってしまうんですね

そして その力は時に邪魔になってしまいます


例えば、弓道のように腕の開きが重要な競技では、肩甲骨が固定されているのが理想です




で、猫背姿勢のように肩甲骨が前方に変位している場合、肩甲骨は固定されているが腕の開きも制限されてしまう

逆に、ふんぞり返るように反り返った姿勢では、腕は十分に開きますが、肩甲骨が固定できないので、パフォーマンスが安定しない

そのため、肩甲骨を理想の位置に固定するための筋力というものが必要になってくるわけですよ

使わなくてもいい筋力を使うわけですから、邪魔な力といえるでしょ


では、どうしたらいいか

肩甲骨を固定させるために筋肉を使うと、毎回のパフォーマンスに違いが出てしまいます

そこで、肩甲骨の可動域は背骨の角度に左右される
という運動連鎖を使うんですね

背骨が真っ直ぐに伸びて重心位置が真ん中にある時
肩甲骨は前には動きますが
必要以上に後ろには動きません

これを軸を作ると表現します




そして、理想的な軸を作るためには

足の趾 5本に均等に体重がかかるように足関節を回旋させ
体重位置を内側ではでなく 外側でもなく、真ん中にもってくる

また、つま先重心ではなく カカト重心でもない 真ん中にもってくる
ことが重要になってきます

つまり、今まで書いてきた
姿勢の話になるわけですね


私は、弓道をやるわけではないので、どこまで正解かはわかりませんが
人間の身体はこうなっています

何かの参考になったら嬉しいです