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足の回旋が骨盤の角度に影響を与えるメカニズムを書いてきましたが
その運動連鎖を体感できない人について書いていきたいと思います

足と骨盤の間には 膝関節があります

この膝関節には、特徴があります
それは
膝関節が曲がっている時(屈曲位)にしか、回旋しない
というもの


膝関節は曲がっている時(屈曲位)には、内側にも外側にも回せますが
伸びている時(伸展位)は この可動域が0°になります

この事が何を意味するか

足が回旋すると下腿も回旋します
その力は膝関節を通過して大腿骨を回旋させるのですが
それは、膝関節が伸びている時(伸展位)にのみ伝わるという事です



逆に言えば
膝関節が曲がっている時(屈曲位)には、大腿骨と下腿(脛骨)は回旋してしまうので
足の回旋で発生する大腿骨を回す力が作用しなくなる


という事なんですよ

これが、足の回旋運動で骨盤の角度が変わる体感ができない一番の理由

そして、この回旋のできる角度は
膝関節の角度に影響されるので、痛みの原因にもなるんですね

膝関節が大きく曲がっている時には、回旋角度も大きくなるんですが
あまり曲がっていない時(伸展位に近い時)には、回旋角度が小さくなります

その結果、膝関節では脛骨と大腿骨がこすり合うことになります

更に、膝関節には内転・外転運動と呼べるほどの可動域がありません

ですから、O脚とかX脚などの変形があると脛骨と大腿骨のこすり合う力は
より強くなるんですね

そりゃ~膝も痛くなるし、軟骨もすり減るわな

てことは、膝が痛いのならコラーゲンを飲むより先に
動かす角度を修正した方が効果的という事です

そのためには、正しい動線というものを知る必要があります

下肢に関していえば
足関節90°屈曲
    ↓
膝関節は真っ直ぐ正面を向きながら屈曲していく
その動きに合わせて股関節も屈曲
    ↓
股関節が屈曲90°を超えてると団々と外旋・外転しながら屈曲していくようになる

この動線からズレるような動きは、痛みを誘発する可能性があります

そして、そこに痛みの原因が隠れています

例えば
股関節は90°までは、真っ直ぐ曲がっていくのですが、人によっては内転しながら屈曲していく人がいます

原因として考えられるのは
内転筋が強い
外転勤が弱い
その両方
というものが考えられるわけです

そこで
内転筋をストレッチ
外転筋を筋トレ
などの対応が考えられるわけです

言葉で表現するのには限界があり、イメージしづらいと思いますが
参考にしてみてください