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今回のブログは
前回のブログの続き
足の回旋が何故骨盤の角度に影響を与えるか
について書きたいと思います

足の運動には、屈曲・伸展・回内・回外があります
これらの運動は単体ではおこらず、複合して運動しますが、
(詳しくは過去ブログで
説明を簡略化するため
足を回旋させる力というのは
回内・回外運動だと思ってください


図のように
回外運動とは母趾側が上がり、小趾側が下がる運動で
回内運動はその逆の運動です
ですから
回外運動の場合アウトサイド(小趾側)に体重が移動し
回内運動はインサイド(母趾側)に体重が移動するんですね

で、足の運動は全て複合運動なので
回内・回外運動のみを行う筋肉はありません

そうなると、回内・回外運動を司る筋肉には共通点を見つけられます
それは、
表側は“すね” 裏側は“ふくらはぎ”と呼ばれる
下腿(脛骨と腓骨の総称)から始まって足の骨につくという共通点です

これが何を意味するかというと
極端な回内・回外運動は、下腿を内・外旋させる作用を持つ
という事

でこの下腿の内・外旋の運動は
膝関節を通過して大腿骨も内・外旋させるため、股関節の運動にも関与します

つまり、
体重がインサイドにくるように足を回内させると
股関節は内旋
体重がアウトサイドにくるように足を回外させると
股関節は外旋
するわけです

では何故、股関節の内・外旋が骨盤を前・後傾させるのでしょうか


まず骨盤を前傾させる筋肉というのは、どういうものがあるのかについて

骨盤を前傾させる運動というのは
骨盤と大腿骨との角度が狭くなる運動です

そういった意味では
股関節屈曲と骨盤の前傾は同じ運動になります

ですから、働く筋肉もほぼ同じ
股関節を屈曲させる筋肉には骨盤を前傾させる筋肉もあるんですね

では股関節を屈曲させる主動作筋は
というと
大腿筋膜張筋

腸腰筋があります
(腸腰筋は大腰筋腸骨筋の総称です)

で、これらの筋肉は
大腿骨が固定されている状態では骨盤を前傾させます

で注目したいのは
腸骨筋

腸骨筋は、骨盤から始まって大腿骨につきます
ですから、股関節屈曲の他に
弱いけど股関節を外旋させる作用も持っているんです

この事を逆に考えると
大腿骨を外旋する筋肉は、大腿骨が内旋すると引っ張られる
という特徴があるわけです

だから
足が回内して大腿骨を内旋させると腸骨筋が引っ張られ、骨盤を前傾させるんですね


このメカニズム
わかってもらえました