今回は、マッサージで効果が出ない理由を説明するため
筋肉の収縮形態について書きたいと思います\_(*゚ー゚)


ではまず
(,,゚Д゚)ノもんだい
マッサージって本当に効果がないのでしょうか

つい先日まで行われていた、サッカーワールドカップ
優勝はドイツということで、幕を閉じましたが
あのドイツとアルゼンチンの決勝戦は、延長戦となりました

その延長戦に入る直前、
選手たちがマッサージを受けている映像が流れました\_(*゚ー゚)ココニ チュウモクー♪

つまり、世界のトップ選手はマッサージの効果を認めているわけですよ\_(*゚ー゚)ココジュウヨウ!!
でも、慢性的な肩こり・腰痛で悩む人達には、
マッサージの効果を実感できない人が多い\_(*゚ー゚)ココナンデダカワカルカァ~

これはどういうことなのでしょうか

それは、スポーツでの筋疲労と慢性的な肩こり・腰痛などの筋疲労では、
筋肉の疲労を起こす筋肉の収縮形態が違うからなのです\_(*゚ー゚)ココ イマカラセツメイスルカラな♪

では、スポーツなどの運動で起こる筋疲労と
慢性的な肩こり・腰痛を起こす筋疲労の
違いを上腕二頭筋を例に上げて説明したいと思います\_(*゚ー゚)ヨク キイトケヨ♪

上腕二頭筋は肘関節を曲げる筋肉ですよね
"力こぶ”と呼ばれるものです

バーベルを持って、肘を曲げ伸ばししたとします



この場合、上腕二頭筋は、短縮と伸展を繰り返していることになります

すると、筋肉は疲労してきて、血管を圧迫します

その結果、血流が悪くなり疲労物質がたまり、より筋肉が疲労するという前回の話"負のサイクル”がはじまるわけです

ですから、マッサージや入浴で血流が改善されると、疼痛や疲労感が改善されるわけです

では、慢性的な肩こり・腰痛はどの様な、筋収縮を起こしているのでしょうか

慢性的な肩こり・腰痛の場合、バーベルを持って肘を曲げて止まっている状態と同じです

バーベルは、肘を伸ばす方向に引っ張りますが、それと同じ力で上腕二頭筋が肘を曲げる方向に引っ張るため、肘は曲がった状態で止まります

このような、筋肉の収縮を
等尺性収縮
といいます

この等尺性収縮の場合、意識的におこなう事もできますが、無意識化で起こってしまう場合があります。
無意識化で起こる等尺性収縮は、バーベルを持った状態が続いているわけですから、マッサージをしようが、入浴しようが症状が改善することはありません

カリスマと呼ばれ、肩こり・腰痛を改善できる施術師は、このバーベルを外す施術をするのに対して、固い部分・凝っている部分のみ施術する施術師は、バーベルを持たせたまま施術しているので、効果をだすことができません


短収縮による疲労と
等尺性収縮による疲労が
マッサージが効く・効かないの差になっているというのは、わかっていただけたでしょうか