今年の7月だか、8月だかに、社内で「暇をみつけたら動くサーバ作るわ」って言っちゃったわけです。
・Raspberry PiのGPIOでモータを制御。
・Raspberry Piをwebサーバにして、ブラウザから上記モーターを制御できるようにする。
・無線Lanでネットワークにつなぐ。
・USBにさしたwebカメラの映像をブラウザで確認できるようにする。
ようするに、webサーバであるRaspberry Piにタイヤを付けて、無線Lanの届く範囲内で動かして遊んでみようってことですね。
その際、操作するのはブラウザで、ついでにカメラもつけとけばブラウザしか見なくても操縦できるよね。
わかりにくい文章だけど、こんな感じのことを想像しています。
今回は、その一環として動画の配信をやってみた。
「motion」を使って実現してみようかと思ったのですが、「mjpg-streamer」のほうが導入が楽なんだぜ。
と入れ知恵されたので「mjpg-streamer」を使いますw
以下のサイトを参考にしたり、やってることまったく同じやったり。
・
mjpg-streamerでストリーミング配信
・
UVC対応Webカメラを使用してストリーミング配信をおこなう
今回使ったwebカメラはELECOMのUCAM-DLN130TWHです。
前準備
mjpg-streamerを落としてくるためのSVNや、mjpg-streamerで必要になるものをインストール
# su -
# apt-get update
# apt-get install subversion
# apt-get install libjpeg-dev imagemagick
SVNからmjpg-streamerのソースを落としてきてmake
# svn co https://mjpg-streamer.svn.sourceforge.net/svnroot/mjpg-streamer mjpg-streamer
# cd mjpg-streamer/mjpg-streamer
# make
mjpg-streamerを起動してみる
mjpg-streamer/mjpg-streamer内で、下記を実行。
# ./mjpg_streamer -i "./input_uvc.so -f 20 -r 320x240 -d /dev/video0 -y" -o "./output_http.so -w ./www -p 8080"
root権限が必要っぽいです。
上記で起動したのち、http://RaspberryPiのIP:8080へアクセスすると動作確認できます。
尚、自分の作ったwebアプリ内に動画部分だけを表示させる場合は、
<img src="http://RaspberryPiのIP:8080/?action=stream" />
こんな感じでいいみたい。