私たちは無事、2017年春に日本で入籍する事ができましたが...
本来、フランスで結婚の手続きをするつもりでした。
今後、生活するのもフランスの予定ですし🇫🇷
しかし‼︎( ´Д`)‼︎
フランスの市役所トラップに引っかかってしまったのです‼︎笑
※トラップとは、大袈裟かなぁー?でも、本当にあり得ないんです...
フランスの某市役所で、結婚のために必要な書類を聞きました。
私が必要なのは...
①出生証明書
(Extrait d’acte de naissance)
②独身証明書
(Certificat de capacité matrimoniale)
③慣習証明書
(Certificat de coutume)
これらは、すべて在仏日本大使館で入手することが可能ですが...
そのためには、戸籍謄本に日本の外務省のアポスティーユという判子が押されたものを準備しなければなりません。
また、私たちは2017年6月にどうしても挙式したく、事前に書類だけ提出できるか聞きました。
(ジューンブライドしたかったらしい、うちの旦那様...笑)
回答は..Oui!(はい)でした。
担当してくれた某市役所のマダムは、早ければ早いに越したことがないもの‼︎
大丈夫よ〜‼︎と、言ってくれました。
しかし、フランスって日本とは違い...
基本は‼︎
入籍日と結婚式の日が一緒なんですよ。
それが、フランスの普通...
何故かって...
市役所で入籍する=紙にお互いのサインをするのを列席者が見るんです‼︎
市長的な偉い方も同席します‼︎
なので、フランスの市役所には特別に入籍のための部屋があります。
そのため、フランスの一般的な結婚式1日の流れは...
市役所で入籍
↓
教会で挙式(しない人も多い)
↓
立食パーティー
↓
夕食パーティー
↓
ダンスパーティー
です‼︎笑
※盛りだくさんなのには、今回はあえて触れません...
まあ、こんな感じとは聞いていましたが...
某市役所のマダムが、先に書類を提出しても良いというので。
入籍は、その後という事か?...
結果‼︎
いつもより、安い"エディハド航空"を利用し単身一時帰国‼︎
(日本の家族にアポスティーユを頼めなかったため&フランスの郵便を信用してないため。笑)
エディハドはアブダビ経由で、時間はかかりますが、パリ東京往復6万円くらいでした☆
▼アブダビ空港内
あの書類のためだけに...
外務省に行くためだけに...
(日本食のために?)
一時帰国したようなもでした。
そして、またあの某市役所に全ての書類を提出しに行きました。
今度は別の若いスタッフが私たちの担当でした。
事情を説明して、書類を提出‼︎
彼女は、え〜っと、日本、日本、日本〜と、言いながら日本人×フランス人の手続きの本をペラペラめくり...
「ダメですね‼︎‼︎‼︎」
まず、出生証明書はこれじゃないわ‼︎となこと。
えっ?これで良いと前回のマダムに言われたのですが...と、言いました。
そしたら、これは"Extrait d’acte de naissance"でしょ?
必要なのは、"Acte de naissance"よ‼︎
とのこと...
これらは、日本には存在しない書類で、戸籍謄本のようなものです。
どちらの書類もフランスには存在しますが、私がこの書類を作成するために元となるのは、日本の戸籍謄本という事に変わりはありません。
私が持参したものには、Extrait d’acte de naissance。
"Extrait"が余計だったのです。
Extraitの意味は、抜粋。略式みたいな...
それじゃダメだと‼︎
では、Acte de naissanceの書類を得るには...
在仏日本大使館ではダメです。
法廷翻訳家という、フランス国裁判所指定の方に翻訳してもらわなければなりません。
もちろん、料金は日本大使館よりかなり高いです。
はぁ...また、お金が飛んでゆく...
さらに、2017年6月に挙式したいのに今って早すぎるでしょ‼︎
まだ、2016年10月よ‼︎
せめて、2カ月前の2017年4月くらいに持ってきてもらわないと‼︎笑
と、言われてしまいました〜‼︎
これには、いつも温厚な旦那様も...キレました。
前回は、他のスタッフに早ければ早い方がいと言われたし、
出生証明書も"Extrait d’acte de naissance"でいいと言われたんですよ‼︎
このために準備して来たのに、無駄だったんですか?
わざわざ日本まで行って、書類をもらって来たんですよ‼︎
人によって、言う事が違うんですか?
また、この様な事になったら困るのであなたの名前を教えてください。
あなたがいる日に、アポイントメント取りますから‼︎
そしたら、彼女は別のスタッフも呼び...
安全上、市役所の職員の名前は教えられないんですよ‼︎
同じ職員とアポイントメントというのも、できません‼︎
と、言われてしまいました。
仕方なく、適当にアポイントメントを取り...帰宅の途へ...
しかし‼︎あの某市役所、本当にこれでいいのか⁉︎⁉︎
と、怒りを振り返した旦那様は再びその市役所へ。
わざわざまた別のスタッフを捕まえて、また1から同じ事を聞きました。
その別のスタッフとは‼︎
あの時のババア‼︎じゃなかった、マダム‼︎
そのくせ、私たちの事は覚えてない様子で...
ヘラヘラと、前回とは違う説明をしてきたんです‼︎‼︎
ありえません‼︎
結論☆
フランスの市役所は、日本とは大違い。
職員に責任感のカケラもない。
マニュアルは見なくても、確認しなくても良いと思っている。
ちなみに、日本の市役所の職員さんは公務員ですが、フランスにはではただの人のようです。
これは、フランスの郵便局も一緒で、日本は民営化されてしまいましたが、郵便局といったら...ちゃんとしてますよね⁉︎
フランスの郵便局は、カオスです。最悪です。切手販売〜配達、全て最悪です。笑
と、色々ありまして...
もう、あんな市役所の言う事聞いていられない‼︎
また、4月に行って入籍できないかもしれないし‼︎
日本で結婚の手続きしよう♡
日本の市役所の方がちゃんとしているし...
何より、必要書類をフランス語に翻訳するのは法廷翻訳家じゃなくて、妻になる私でいいんだし‼︎
ということで、日本での手続きに至りました。笑
🇫🇷♡🇯🇵
さて、かなり愚痴ばかりになってしまいましたが...
最後まで読んでいただき、どうもありがとうございます(`・ω・´)☆
ランキング、参加中です‼︎
良ければ、クリックお願いします☆
トラップではありません‼︎笑