最近、ほんとここ1ヶ月くらいなんだけど色々と思うことがあってうまくまとめられないけど書いておきたいと思う。








感受性を取り戻したお話。



自分が17~20くらいのころ、何でも知りたくて何でも興味があって、少し難しいことも知っているとかっこいいなんて思っていた時代があった。

その時は目で見て、耳で聞いて、全部全部感じたものを吸収していて、趣味は情報収集特技は変化に気がつくこととか言ってた。
本を読むのが大好きで、音楽も色んなジャンル聞いてて、美術館博物館もビビらず行ってたしなんだったらクラシック音楽を聴くのも好きだった。

きっと多感な時期と言うやつだったのでしょう。

好きなものに対してとにかく夢中で人よりもハマって詳しくて、やりたいと思ったことは順番に行動していたと思う。
(その代わりに嫌いと思ったものと苦手と思ったものはハッキリとしていてやりたくないものはやらない!くらいな性格だった気がする)



今も変わってないって言われることもあるし、名残はあるんだと思う。
でもいつからかどんどん薄れてしまってどんどん自分ってものがうっすら中途半端になってしまったなと思っていた。



23歳くらいかなあ、まあ色々あって、結果としては今に繋がっているから否定は出来ないしなかったものには出来ないんだけど、ちょうどその頃から自分の意志よりも世間体を気にし始めたような気がする。



25歳の11月。
ヘアメイクというずっと憧れていた仕事のアシスタントになれるってなったとき、とにかく良い子にしてようって意識が強くて無心で必死についていきたい!って気持ちだけで行動していたと思う。

今思えば自分はいなかったと思う。

でもやりたいことだから仕事は勿論集中して、1mmも逃さず全部吸収してやろう!って、それは間違ってなかった、と思う。



思ってばっかりだな
でもそれくらい“自分”ってものを持たなくなってて、好きなものも興味を持つものも少しずつ減ってしまっていて、振り返ると仕事をしていた以外の記憶が23歳頃から無くて。



この前“ひきだし”の話があって、そもそも私はつい最近までひきだしをどこかに失くしてしまっていたんだって気付いた。

たくさん詰めたはずなのに、あったはずなのに、今どこにもない。



だからここ3年くらいに私と出会ってる人は『こいつなに考えてるんだろう』って思っていたかもしれない。
だって何も考えてなかったから。

どうしたら一般的なって言うのが頭にあったから受け答えもあまりうまくできなくて、すぐ返事できなくて、答えてもなにかふわっとしていて
自分でもすごく嫌だった。



でも一月前くらいから、常にワクワクしていて常に欲求不満であれもこれもって感覚が急に思い出されてきてて

良いのか悪いのかは正直わからない。



子供の中で最初に社会人になって、途中色んな想像してなかったことがあって、今好きだけど不安定な仕事で家族としては心配だったり思うことは色々あったかもしれない。

そんな私を見てすぐしたの妹は好きなことではないけど安定した仕事を選んだ。
最初は憧れるのかもなんて思っていたけどそんなことは全然なくて、ある意味自分の気持ちもハッキリしたきっかけかもしれない。



仕事に繋がるか繋がらないかなんて全然わからないけど人として豊かであることは絶対に損ではないと思う。

だから1度忘れてしまったこの気持ち、感覚をもう2度と忘れないようにまた“ひきだし”をパンッパンに詰める行動をしっかりとっていきたい。



世間体なんかよりも、もっと大事なことを。