3/16日は、乳がんの手術をした日です。
初診の予約取れたのが2/3日。
なかなか予約取れなくて、今の病院の前に数件問い合わせて、拒否られて…詰んだと思ってた。
最初、乳がん健診の予約にしようと思ったの。
電話で対応してくれた方が「健診の予約は出来ますけど、何か自覚症状ありますか?」って訊いてくれて…「実は…」と話したら、すぐに乳腺外科に電話回してくれて、「そういうことなら受診予約にしましょう」と。
それでも2ヶ月くらい先だったけどな。
怖気付いて、1回予約を保留にしたが…やはりどこの病院でも初診予約取れなくて…もう1回今の病院に電話して、2月で予約取ったん。
初診で医者の雰囲気から、ほぼ確定やなと、悟ってから…とりあえず最短で!と、手術の予定を決めた。
よく解らなくて、恐怖しかなかったけど…
するしかない!なら、さっさとやろうと夫婦で話し合ってたので、医師の提示に「それで!」と即答した旦那。
抗がん剤先にする方法も提案されたけど、きっと精神的にやられるだろうから…手術したくない!とか言い出しかねないと自覚していたので…ただ寝てて終わるだけだから手術は。
出産(自然分娩)と違って、意識ないうちに終わってるなら何も怖くないし〜って。
結婚前は、痩せてて美乳で身体にメス入れるくらいなら……って、思ってたタイプです。
抗がん剤で髪の毛抜けるなんて!!
”女"として大事なモンを……みたいなね。
でも、現実に「乳がんですよ」となったとき、、
身体の中に『がん』を置いとくのが嫌だと思った。
もう授乳することもないし、旦那に触られるのも嫌だったし髪の毛はくせ毛で白髪あるし
リセットしてやろうと。
女としてのプライドよりも、まだ当時小学生(小4)の息子ちゃんを…純粋過ぎる甘えん坊な(о´∀`о)←コレを大人にするまでは!と。
そして、まだ…ゴールデンボンバーのライブ行きたいん!!!
……って、真面目とふざけた理由から治療する決断に至った
乳がんは進行の遅いガン。
ガンが大きく…ある程度気づくのに10年くらいかかると訊いたことあります。
35歳で発覚したけど、、その10年前は…結婚と出産でした。
妊娠中の検査で一応、おっぱいのエコーとか触診はされたけど…あの頃は、気付かれないだろうね。
20代で…なんて。
いや、気付かれずに息子ちゃんを産めて10年間育てられたと喜ぶことかもしれないし…未だに何が正しいのか?は、答えが出ません。
「なった」事実は変わらないので、過去を振り返っても仕方ないと医師に言われたので、そーいうもんだと思ってますが、、、
何が原因でなったの?
そう周囲から問われることは今もあります。
食生活、遺伝子、スピリチュアル系…色々と理由をつけたがるの人もいる。
知らんけど
ただ、ストレスの多い人生ですよ。
今も家族(親)の問題はありますけど…乳がんになって多少なりとも人生観は変わりました。
吹っ切れたというか…自分のために生きていいんだな…と思った。
色んなことを抱えて生きるのには限度があると気付きました。
要らんモノは要らない…でいいと。
不思議なことに手術してから、体のダル重さ・疲れやすさ・イライラ…がなくなりました。
乳がんと発覚する1〜2年前は、専業主婦なのにしょっちゅう風邪を引く(毎月)→なかなか治らない→30過ぎたせいだな(老化)…と思ってました。
そして、極め付けは旅行で行った日光東照宮で坂道を登るのに息切れして、登るのにすごく時間がかかった。
夏で運動不足って思ってたけど…高齢者が普通に歩いて登ってるのに、何回も休憩しないとダメだった。
その辺りから…何となく嫌な予感はしてた。
あと、うつ伏せになるとゴリッと石見たいのが当たって激痛とかね〜。
その時点で病院行けよ!って感じなんだけど…
生理前で乳腺張ってるせいかな!?って。
一応、触って確認してたけど、気付かなかった。
秋になり、町内のお祭りの準備で忙しくて…慌てて
て、家の階段の手すりに胸を強打する(2回)。
胸に青あざが出来て、普通に肋骨イッたって思うくらいの痛みだった。
多分、ガンを強打したんでしょう。。。
青あざがなくなって、何気なく触ったら…なんかある…!?ぶつけたから血豆的な!?って思ってたんだよね。
いつか吸収されてなくなるだろう…って。
それが12月半ばになっても相変わらずあるし、
その数年前から旦那に検診受けなよ〜って言われてたから…そろそろ重い腰をあげましょうって感じだったんだよね〜。
まさかね、宝くじも当たらないのに
乳がん引き当てるなんて思わなかったわ。
尋常じゃないくらい怒りの沸点が低すぎてたアタシ。
それで夫婦ケンカしたり、息子ちゃん怯えさせるとか…もあったんだけど、、、手術してガンを取り除いたら…ツキモノでも取れたみたいにイライラしなくなったんだよね〜。
人としていけないことはキレるけど、それ以外は
『あぁ〜そうなんだ〜…よかったね〜』みたいな感じでスルーしたり、受け入れて受け流す(同じやないかい!)事が多い。
怒るの疲れるし、面倒くさい…
抗がん剤後の副作用のせいかな。
実は大きな声出しにくいんだよね。
喉が詰まるというか…掠れちゃうの。
だから、出さなきゃいけないときは深呼吸してから…だけど、それでも咳き込んじゃうからしないようにしてる。
普通のトーンで話すのは大丈夫。
よく旦那には普通に話してるのに声がデカい&怒ってると勘違いされてケンカになってたんだけど、
それも今はないね。
乳がんになって良かったことは、大抵のことは気にしなくなって、性格がまるくなったこと!
手術は麻酔であっという間だったけど、術後のひと晩だけは麻酔の影響で吐き気が酷くて辛かったな。
面会時間ギリギリまで旦那と息子ちゃんが居て、
親としてあんまり変な様子見せられないっていう気持ちがあったが、意味の分からんイライラもあったり…眠いのに寝ようとするタイミングで話しかけられてイラッとするが、居なくなると寂しい…とか、
通常とは違う感覚になりますからね〜を体験した思い出。
脚の浮腫みを取るための機械音がやたらと勘に触るとかね〜
術後すぐだけは気が立ってました。
水飲めないのもキツかったな〜。
口ん中乾燥しまくってたし。
まぁ……抗がん剤に比べたら全然マシでした。
さて、長くなりましたが…3/22日に術後7年の検査が待ってます。
Wワークも始まるので、何事もなくクリア出来ますように
7年前、グダグダ考え過ぎずに最短で治療始めて良かったと思います。
生きてる!
したいことしてる!!
息子ちゃんの成長も見れてる!!!
不安はあるけど、立ち止まっていても勿体無いから
したいことし続ける