薩摩切子 | 「Nippon好きのスタッフブログ」byメイドインジャパンプロジェクト

薩摩切子

こんにちは研修生のYです。


今日は薩摩切子シリーズを紹介したいと思います。

薩摩切子の魅力は、「ぼかし」の面白さにあるといわれています。
角度の浅いカットを施して、色被せガラスと無色のガラスの境界を
曖昧にして、順次その色彩を薄めてゆく美しさは人を引きつけます。
このような「ぼかし」のグラデーションの美をガラス工芸の分野で意
図的に発現させたのは薩摩切子が初めてだといえます。

薩摩切子はヨーロッパ、特にアイルランド系のカット文様を模倣し、
色被せの技法はボヘミアや中国の乾隆ガラスから影響を受けたようですが、それを真似るだけではなく上手く吸収して、繊細で温かみがある独自の工芸品に昇華させました。

非常に鮮やかな色合いですので店舗に来られる方は是非チェックしてくださいね~
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