君は知っているか
劣化油の恐ろしさを
。
わたくしは、
もう己の体内が相当に蝕まれているのだとか、腸内環境どんだけ悪ぃーんだよとか、最近いつもそんな風に、また、そんな風にしか、考えたことはありませんでした。
事件はある日の真夜中に起こりました。
食糧の備蓄がほぼ尽きたので、たこ焼き粉で謎のたべもの(たこ焼きではないんか)を作って食べていたわたくし。
途中で味を変えたくなったので、大分前に買った物で最近発掘された(←どういう事)お手製ごま塩をまぶして食べてみる事に♪
この『お手製ごま塩』とは、すりごまだけ単品で買って来た物に予め家にあった天然塩を投入して作ったものです。
ただ、すりごまは大分前(つってもせいぜい去年)の購入で、暫く行方不明になっていたものが、最近ひょっこり現れたのです。
一体どこに隠れていたんでしょうね☆
貧乏あるあるだとおもいますが(え)、そのよーに食糧が“発掘”されると、やったー!!と喜んでしまいます。そして、少し位古とも、よしこれがあればまた暫く大丈夫(何が)!と、いつのだろーが関係ねーぜとばかりに平気で使ったり食べちゃったりは当たり前の行為です♪………………。
まあ勿論、持ち前の嗅覚を駆使し、ヤバそうなかほりがしたら勿論摂取は控え直ちに廃棄するのですが…。
あまりよく考えず、わたくしはそのお手製ごま塩をたこ焼き粉製謎料理にかけ、まぜまぜして美味い美味いと食べておりました。
口に入れた時、明らかな“劣化した油の味と薫り”はしました。確実に。
でもだから何と強気にわたくしは箸を進めたのです。
それが間違いでした。
そのせいで、まさかあんな目に遭うなんて……。
異変はまもなくやって来ました。
なにか悪いものを食べた時に起こる胃痛、が、始まったのです。
おや…?なぜ…
ごま塩かしら…などと考えている間にも痛みはみるみるヤバい雰囲気を増して来ました。
この痛みは、時間と共に下に下がってゆきます。
そして、その先に待つのは
です。
そう、お便器様と絆を深める(羽目になる)お時間です。
明らかに
ごま塩を投入してから序章は始まりましたので、確実にきょうのボスモンスターはアイツから出来たものに他なりませんでした。
劣化油の風味を思い出し、わたくしはちょっとだけ「やっぱりか」とおもいましたが時既に遅し。後悔先に立たず。です。
ボスとの対峙の時は刻一刻と迫って来ました。
時の経過に比例するかの如く様子がどんどん悪くなるわたくしのおなかさま。
もはや来る未来には抗えません。
今のうちからスタンバっておこう…
少し早めでしたがわたくしはおこもりの決意をし、戦場へ向かいました。
その後わたくしの身に襲いかかったのは、ここ最近…いや、生きて来た中でもかつてなかったレベルの、あたかも倒せど倒せど形態を変えてゆくラスボス…ダメージを大分与えた筈!もう少しか!!と希望の光を見出だした矢先のベホマ…!!
そして振出へ…
という終わりの見えない闘いでした。
なぜこんな事に……。
簡単に症状を記しますと、
腹痛からの、ピーピー来たよー!Σ(T∇T)
これはまあ普通。悪くなったもの食べちゃった時にお腹壊すのと同じで日常の中そんなに珍しい現象ではないでしょう。
しかし今回はただお腹を壊しただけにとどまりませんでした。
新たに襲来したのは、なんだか“上に”戻って来る感覚。
や、やめて……!!やめてそれだけは……!!!!!
下から悪いもの追い出すのはまだ耐えられるんですよ…
だがリバース、テメーはダメだ。
という訳で、嘔吐まで行くとその消耗が桁違いですし(わたくしの場合は)、何よりその行為自体がわたくしにとりまして出来ればやりたくない事第1位ぐらいイヤなんです!!!!!!!
だケド、これは体が毒を出したがっている証ですから、我慢が良い訳ないのも、いくらわたくしが馬鹿だからって解る事ですよね。
だがしかし!だがしかーーーし!!(筋少)
出来れば……出来ればやめて上からは……!!
ですが。
その頑ななおもいとは裏腹に。
尋常でない!“前触れ”(ジワっと来ますでしょう…先に…。アレが……)の到来の仕方が…!!
その様、涌き出る泉の如し!!ウギャー!来ないでお願い!!湧くなら違うものにして!!
そして半端ない冷や汗、意識も何度か遠退きそうになりました。
今回ばかりは覚悟しなければいけないかもしれなかった。
でもどうしてもイヤやったんやあああ(T∇T)
なんで、下行けーー下に行けぇぇーー下に行くんだぁあぁぁーーと念じ&半ば“説得”しつつ、最近お馴染みな鎮めるマントラをも唱えーの、どうにか…どうにか!やり過ごしました。
しかしおなかさまはおなかさまで、もーーこれまた胃腸をぐっちゃぐちゃにかきまぜられているかのよーな不快感と苦しさ。圧倒的です。
しかも、一度結構な“悪魔”を追い出しても、いつまでも「スゲーのまだ居る」感覚があり、一番の癌みたいな奴一回追い出すとあとは普通なら残党みたいなさ、あとはカンダタ手下だけだみたいなさ、その程度なのに、今回完全に第○形態とかのある大ボスだったのです。やだこんなの初めて
悶絶レベルの腹痛が何度も到来するわ、そこで“産まれた”悪魔のあとにもまだまだ居るのわかるわ、闘いの終わりが見えず。
もしかしたらいっそリバースしてしまえば割と楽して終わらせられたのかもしれませんケド……。
て、あれっ!
全然簡単じゃなくなっテ~ラ♪
症状から見るに、ただお腹壊しただけじゃないだろコレって言う、どう見ても食中毒レベルなので、全てが終わってからわたくしは軽くググってみましたYo。
検索ワードは『古い油で 酷い下痢』(笑)
すると…。
劣化油が、ともすると食中毒級の症状をもたらす事や、油にまつわる怖い情報が色々と明らかに。
長期保存や、光・熱による油脂の品質悪化を『変敗』と言って、その、変敗した油脂ってのは、なななんとダイオキシンやボツリヌス菌と同レベルの立派な中毒物質なんですって!ヒャーーー
なんと恐ろしい…。
でも、ならばあそこまでの状態になったのも頷けますわ…。
無知とは罪なり。
貧しさもまた(T∇T)。
後からすりごまの消費期限を確認した所、今年の5月6日になっていました。
当然ながらそれは未開封状態での期限であり、その期限からも半年近く経っておりますし、買ってすぐ開けてます故、その劣化ぶりたるや推して知るべしっつー話です。
変敗でございます!中毒物質化していたであります!!ギョエー!
でも今まで、例えば、普段は滅多に食べないのだケド、その時の経済状態などから致し方なくカップ麺を買いだめなどして過ごしてい際、稀にその残党が大分後に発見されたりする事がありまして、で大抵期限切れなんですがお構いなく食べて来ましたよ。
ちょっと油の劣化(酸化)した風味を感じた事も勿論ありましたがそれでも食べてこんな事になった事例はなかったのです。
ですから、衰えたんだなーとか、日頃から感じている『腸内環境の悪さ』を目の当たりにした思いだったのですが、どうもそういう事ばかりではなさそうなのでした。
と申しますのも、
行き着いたのがお医者様らしき専門家の方が書いているブログだったのですけれども、そちらの記事によれば、勿論胃腸の弱い人は劣化油の影響も受けやすいんですけれども、それだけではなくて、
体によいものを一定期間摂り続けていると、悪いものに対して過敏に反応する様になってしまうみたいです。
それは確かにどんな事にでも言える現象である気もします。
薄汚れた布にシミが付いてもまあいいやってなるケドさらっぴんの、真っ白綺麗綺麗なシャツともなればちょっとの汚れでもギャーってなるみたいなね笑(ちょっと違う)
わたくし普段は外食しませんし(家出期の事は例外な笑)、ファーストフードも滅多に利用しません。スナック菓子などもまず買わないし、以前はレストランやマクドの宅配もよく使ってたんですが…最近は金銭的な理由からも(笑)しなくなってましたし、肉料理食べたいなーってなったりしてもめんどくさがってファミレス等行くのも考えるんですが今から仕度してー、行ってー、待ってー、とか考えると、ちゃちゃっと材料買っておうちで作っても一緒じゃね?とおもって自炊に切り替えてました。(作るのが面倒とかより、すぐ食べたい、が外食しようとする一番の理由なのでw)
お野菜を努めて摂取したり、菌活も最近始めた(笑)ので茸類積極的に食べてましたし、大分体によい食べ物を摂る様になっていたとおもうのです。
だから、まあ勿論以前より体内年齢も当然イッてるとおもいますよ?そりゃ。胃腸は元々弱いし、胃に至っては心労により胃薬手放せない勢いで常に荒れてますし(T∇T)、そういうのもありつつ、プラスして悪い食べ物に対しても過敏になっており、結果的に前より2倍3倍のダメージ被る感じになってしもたんかなぁと。素人(しかも馬鹿)の勝手な分析ですが。
だからあんな酷い目に遭ったんだとおもいます(T_T)
胃腸が弱かったり過敏な方だと、売ってるお惣菜の揚げ物でもお腹壊してしまうみたいなので、自分でも、弱ってる時とかは気を付けようとおもいます。
コロッケとかむしょーーに食べたくなるんだものたまに!!
しかも高確率で夕方以降値下がったのに出会うからね(´艸`*)
つい買いたくなりますが、それこそ、油の劣化が作りたての時よりも進んでいる訳ですから要注意や!!
家出中にもあったケド、油っこい系料理食べて、途端おなかさまが激痛に襲われボス戦突入っての、たまーに起こすんですよねわたし…。
大抵暫く大したもの食べてなくて久しぶりにありついたマトモな食事、みたいな時に起きていたから、てっきりいきなり重いもの食べたせいでなったんだろうと、ずっと思い込んでたんですが、もしかしたらあんまり良くない油を使用した料理だったからなのかもしれませんね。
出されたお茶や水で同じ事起きたのは(ここ最近で何度かあった)毒素満載なお茶やお水だったのかもなww
衛生状態も怪しいケド(T∇T)
しかし知れば知るほど怖い油の話…(T_T)
劣化油もそうですが、最近耳にする事も多くなったかとおもわれますが『トランス脂肪酸』の脅威ね…。
どこのだかは伏せてましたが、フライドポテトのトランス脂肪酸含有量が桁違いで怖くなりました。
ファーストフードにたまーーに行ってもわたしはセットってまず頼まないし基本ポテトも食べません。
バーガー2つとか(笑)デザートを頼む事が殆どですが無性にフライドポテト食べたくなる衝動がやはり時々起こるので稀にポテトを注文しますが、ちょっともう食えないわフライドポテト。。。
油や動物性油脂があんまり身体によろしくないというのはなんとなく皆が意識している事ではあるかとおもわれます。
一方、美容に気を配る方などに於かれますと、「だからと言って完全に油を経つとお肌カッサカサになっちゃいますよ!」っていう事がわかっている方が多いとおもいます。
摂り過ぎがいけないのであり、完全に断つとそれはそれで弊害があるんでやんすな。
しかし知る限りそういう方々もやはり“良質の”油や“良質の”お肉の摂取を勧めておられますよね。
お肌の為に動物性の油は必要だケド、摂るなら良質のものを摂りましょうね、と。
従って、じゃあちょっと位なら、お肌の為になるのだからフライドポテトだって食べてもいいんだわん♪とか言うのは間違いなのでごわす笑
良質の油使われてるならそんなに問題ないのだろうケド…あんなにお安く提供されている以上は……ミツァイナ……。
じゃ良質の油ってなんだよ、って話なンですが、『低温圧搾(またはコールドプレス~cold press~)』による製法で作られた油が最も良いとの事でありこれはもういわゆる“昔ながら”の製法なのですけれども、なんと今流通している食用油の内、低温圧搾のものって1%しかないんですって!!
なんでもそうですが、昔ながらの製法ってのは得てして手間暇のかかる、効率的でないものであり、この、油の製法も同じで沢山の量を効率良く取り出そう、とか“取りやすく”しよう、と、消費者の求め易い安価で売る為楽して沢山だとか一度に出来るだけ沢山作ろうとした結果、油の劣化を早める製法に走った訳ですな。
エクストラバージンオイルとかがやたらと高いのはあんまり取れないからってだけでなく、手間隙のかかる製法だからなんですね(;∇;)
でもこの事からも、当たり前なんですが、お高いものはやはりそれだけ良質なのだという事が改めてわかります!
口から入れる物でからだは作られていくのだから『食』とは『命を育む』行為であり、毒を摂ってたらそりゃ蝕まれますわな。
同じ商品でもより安価で手に入るものが増えた今、そういうのは人工的ならもの、だったりする訳で、生活習慣病や癌患者が増加したりその罹患年齢が若年化しているのも頷けるなとおもいました。
我々大人やからだが出来上がってからならばまたしも、子どもにそんなんばっか与えてたらどうなるか、は、推して知るべしです。
子どもの病気が多様化していたりからだの弱い子、アレルギー持ちの子が増えているのも納得な世の中なのでありました…(T_T)
そうは言っても生活大変だから、ついついなんでも少しでも安値で買いたいよなああ(>_<)
百歩譲って自分たち用はそれでいいとしても(笑)子どもに食べさせる物は分けて良質のものを使って作ってあげたいですにゃあ。
勿論わたくしには子どもおりませんし年齢的に言ってこれから産むとかも相当無理な話なんでわたくし自身には関係ないケドさ!!!(T∇T)(笑)
でもホラわからんやん…自分では産めないケド子ども欲しいのう、ってなって養子縁組するかもしんないからね!!←妄想はやめなさい。
とりま、
今回の件を教訓に…
もー、もぉーーーーーっっ!、あっ…の苦しみは味わいたくないわ…。
わたくしの体はどうやらとっても研ぎ澄まされてしまったので(笑)、毒食物は摂らない様に注意して参りたき所存也。
劣化油と質の悪い油で調理されてそうな料理本ト気を付けよう。。
皆様もお気をつけ下さいませ。
胃腸がとっても弱い方だと劣化油による中毒症状も一週間位引きずるみたいですから。
わたくしは現段階では悪魔さえ根こそぎ討伐すればとりあえず済むみたいですケド本トもう無理!!(T∇T)
ボス部屋で失神して上からも下からも垂れ流しお便器様に顔突っ込んでたとかなりかねなかったもの(T∇T)
綺麗好きお上品にゃんこな王子はお便器様に顔突っ込んだだけでその状況からおえーーってなっていつでも自由に嘔吐へ持ってけるらしいのだが(なにかを吐き出したい時はそのよーにすれば簡単に吐けるそうな(T∇T))上の様な状況ならわたくしでさえも……うえぇえぇぇ…考えただけで簡単にマーライオンになれます。
ナウシカが、腐海の植物を綺麗な地下水で育てていたのを思い出します。
綺麗なお水を吸い上げたものならば腐海の植物でも瘴気を出さなくなるのだと、汚れているのは大地なのだと、彼女は突き止めました。
そんな風に、元々毒性のないものだって毒の水で育てたら毒植物になってしまう。
人の体も一緒ぶゎいー!
と!
おもいまちた!
まるo