よいよ1月から新NISAがスタート! 

 

 証券会社や銀行などは、早々と「国民のタンス預金」の争奪戦に突入しているようですが、一見すると庶民の老後支援であるかのようなこの制度、実は最も恩恵を受けるのは富裕層や金融業界である、という事をご存じでしょうか(まァ、長期腐敗脱税政権のやることは、たいがいこんなもんですが/笑)。

 

 例えばニーサの目玉である「生涯非課税枠1,800万円」ですが、コレ、どう考えたって私のような庶民は使い切れません。しかもこの「枠」は、買った株や債券を売却すればその分だけ復活するので、お金持ちや金融関連企業は、さぞやウハウハでしょうね(例えば、今年1,800万円の金融商品を買って年内に売り飛ばせば、来年には非課税枠が再び1,800万円に戻るので、これを10年繰り返せば、何と1億8千万円分の取引が非課税になるわけです!/その分の税収不足は、庶民から増税で搾り取るから、ご安心を!)。

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 さらに、さらにですよ、株価がようやく持ち直して来たナ~と思っていた、その矢先、事もあろうにホタルイカ似の日銀総裁殿(笑)が金利の引き上げを宣言!   事前のリークが物を言ったのか、今の処大きな騒ぎにはなっていませんが、コレすなわち、金融業界への媚び売り以外の何物でもないでしょう(日銀が金利を上げれば、銀行は民間への貸し出し金利や個人の住宅ローンなどの利率を好き勝手に値上げすることが出来るし、日銀に余剰資金を預ける時に課せられていたペナルティーもなくなります)。ホタルイカ総裁によれば、「物価2%と賃上げが良好なので…」という事らしいのですが、賃上げが実現したのは、総企業の内の30%だけです。中小零細のほとんどは昇給の「ショの字」もなく、非正規の皆さんの処遇もまったく改善されていません。その上物価がうなぎ上りとくれば、社会がインフレでは無くスタグフレーション状態であるのは明らかなのに、それでも平然と利上げに踏み込んだのだから、「日銀定年後の天下り先を確保するためなんじゃないの?」と勘繰られて仕方がないと思います。

 

 さらに突き詰めると、ニーサを旗振り役にしての「投資扇動」や唐突な利上げが意味するものは、一体何なのでしょうか。

 

 あからさまに言ってしまえば、「庶民と零細企業の切り捨て」なのだと思います。だからこそ、ローンや家賃の上昇で庶民がさらに困窮するのがわかっていながら平気で金利を上げるのだろうし、投資の世界に素人の高齢者が参入すれば、儲かるどころかなけなしの資産を失いかねないのに、これまた平気でニーサを奨励する…。

 

 つまる処、「政府は金と組織票を提供してくれる上流国民と一流企業のために働いているのだから、庶民は国を頼らないで、年金もあてにしないで、ニーサでわずかな金でも稼いで勝手に生き行きなさい」という事なのでしょう(それを証拠に、という訳でもないですが、4月からは年金改悪の議論が加速するし、防衛費や子育て費用にまつわる増税や社会保障費の値上げが目白押し。そこへローンや家賃の上昇が重なるとなれば、もはや「庶民は死ね」と言われているのと同じです)。

 

 では、どうすればいいのでしょうか?

これはもう、何度も何度も申し上げている通り、長期腐敗脱税政党を政権の座から追い出すしかありません。

 

 でなければ…

「庶民が皆で国会議員になり、税金をまったく払わずに私服を肥やし続けて、老後に備える!(ニーサなんて、いりまへん!)」ってのは、どうでしょう。

(#^^#)

 

 てな戯言でも言ってないと腹が立って仕方がないのですが、それにしてもゼロ金利やコロナやオリンピックで500兆円もの余剰金を大企業に献上しておいて、今度はニーサと(機と期)を読まない利上げ上げで金融業界に大金を注入するとは。それなのに、あ~それなのに(笑)、我々庶民は相も変わらずほったらかしのままって、あんまりじゃあア~リませんか?

 "(-""-)"

 

 

 

 やはり、どう考えても、目に物を言わせてやる時が、来ているのだと思います。

 

「長期腐敗脱税議員共よ、その日が来るまで眠れぬ夜を過ごせ!!」

 

 

 

 では、また!

(^^)/