京都 青モミジ100シリーズの圓光寺 | 京の一枚

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一乗寺にある臨済宗の寺院。

山号は瑞巌山(ずいがんさん)、開山は三要元佶(閑室)、開基(創立者)は徳川家康。

青もみじと竹林に導かれ、庭園の遊歩道を進めば、やがて緑の眺望が待つ山上へ。



十牛の庭と呼ばれる庭園には洛北で最も古いと言われる栖龍池(せいりゅうち)と水琴窟がある。

秋は紅葉の名所となり、夜間ライトアップも行われる。

書院の「十牛の庭」の紅葉は 燃えるような真紅幻影的な美しさが広がる

瑞巌山円光寺と刻まれた石柱を見て山文を入る。

円光寺は慶長6「1601」年徳川家康が足利学校の京分校を伏見に創建した事に始まる。

円光寺学校では僧以外の入学も許可し、「孔子家語」(こうしけご)「貞観政要」(じょうかんせいよう、貞観参照)などの多数の書物を刊行した。

これらの書物は伏見版、あるいは円光寺版と呼ばれ、そのとき使用された木製の活字が保存されている。

その数は約5万個にのぼり日本最古の活字であり重要文化財となっている。

円光寺は伏見、相国寺山内を経て寛文7「1667」年に現在位置に移築された。

本堂の前には栖龍池を中心に池泉回遊四季庭園が拡がる。 


「十牛の庭」と言われ。

カエデが新緑、紅葉の美しさを見せる。

紅葉は特に見事で、11月中ライトアップされる。

幽玄の世界に誘われる、なお十牛とは中国・北宋の廓庵禅師が円形内に描いた「十牛図」に拠り、牛の姿を中心に禅の修行と境地を求めたもの、庭園から一段上にある墓地は村山たか女の墓である。



一乗寺下り松

宮本武蔵と吉岡一門の決闘の地として知られるこの界隅は、洛中から滋賀への交通の要所として古くから栄え、下り松と呼ばれる黒松は街道の目印だったという。




■アクセス

京都駅市バス5→  一乗寺下り松町下車「徒歩約10分」

■拝観

9:00~16:30分

■拝観料

小学生     200円

中・高生   300円

大人       400円


■11月のみ夜間ライトアップ 500円


■駐車場: 20台(無料)有り   [11月から不可]

■住所 

京都市左京区一乗寺小谷町 13 

 075-781-8025

■詳しくは:http://www.enkouji.jp/


*すべて過去の写真です。