京都 青モミジ100シリーズの法然院 | 京の一枚

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法然院は、哲学の道の途中をちょっと東へ入ったところにあります。

参道を歩いていると正面にトンネルような茅葺きの山門が見えます。

ココが一番の撮影スポット!茅葺の山門を窓枠に見立てて望む新緑は他では撮影できない美しさ。

紅葉の季節ももちろんれいですが、青もみじの季節は苔もきれいで、侘び寂びの風情が一番感じられる、法然院らしい写真になります。

山門をくぐると白砂檀という白い盛砂があります。

この砂檀の間を通るということは、心身を清めて浄域に入ることを意味しているそう。

法然院に来ると、心も洗われてすがすがしい気持ちになります。


法然がその弟子安楽と住蓮とともに念仏を唱えた草庵を萬無心阿の弟子・忍澂により1680年に再興されました。

苔むした茅葺屋根の門は、昔話にでてくるようなひっそりとしながら、典雅な雰囲気もあります。

古典の世界にでてきそうな感じといえばわかりやすいでしょうか。

茅葺屋根の門と白砂壇の景観は撮影スポットとして人気です。

また椿の木がたくさんあることから“椿の寺”とも言われています。

 

方丈にある襖絵(重文)は、安土桃山時代の狩野派の絵師・狩野光信の作で、時期によって公開。

奥にある墓地には谷崎潤一郎や内藤湖南などの著名人の墓があり、景色だけではなく、歴史や文化を存分に感じられるお寺。

銀閣寺から哲学の道を歩いてくると観光客で賑わっていますが、少し歩くだけで、とても静かな世界が広がっています。

日常の喧騒を忘れてじっくり写真を撮りたい人におすすめのお寺です。



 

 

 

■アクセス

市バス「浄土寺」下車徒歩約10分

■拝観時間   6:00~16:00(閉門)

■拝観料境内    無料

■住所

京都市左京区鹿ヶ谷御所ノ段町30

■電話番号    075-771-2420

■HPアドレス  http://www.honen-in.jp/


*すべて過去の写真です。