京都 青モミジ100シリーズの東福寺塔頭寺院の光明院(こうみょういん) | 京の一枚

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京都の四季折々と祭り他

京都の隠れた青モミジの名所、そっと訪ねる青葉の風景。

一度は見てみたい京都の紅葉の代表格ですが、秋は混雑は必至。

 

東福寺の青モミジをもうちょっとゆっくり見てみたいという方におススメするのが東福寺の境外塔頭「光明院」です。

東福寺の塔頭で虹の苔寺として知られています。

見どころは、重森三玲によって作庭された“波心庭”と称される枯山水庭園。

東福寺青モミジの穴場「光明院」少しゆっくり青モミジを眺めれます。


明徳2年(1391年)金山明昶により開創された。

方丈前の庭園は重森三玲氏が作庭された、池泉式の枯山水庭園。

州浜型の枯池に三尊石組を配した庭園は「波心庭」と呼ばれている。

緑の苔が美しい光明院さんは、「虹の苔寺」として親しまれている。

庭園の背後にサツキやツツジを雲紋になぞらえて刈り込まれている。

雲の上に茶亭「蘿月庵(らげつあん)」がある。

羅月庵」は、「雲ハ嶺上ニ生ズルコトナク、月ハ波心ニ落ツルコト有り」という禅語による作り。

 

室内にある窓、壁、障子に描かれた丸い円は、月を表し、「波心庭」から「羅月庵」を眺めると、東の空に月が昇る様子を楽しむことができるそうです。

 

そして、吉野窓越しに紅葉を眺めてみると、また違った青モミジを楽しむことができます。

京都は源光庵の丸い「悟りの窓」や四角い「迷いの窓」など、窓越し、障子越しの青モミジを楽しめる寺院がたくさんあります。



かつて、観光キャンペーン「京の冬の旅」や、JR東海のポスターにも起用された場所にも関わらず、平日の夕方近くだったためか、人一人いませんでした。



■交通 

JR/京阪電車 東福寺下車 徒歩約10分

市バス/京阪バス 東福寺下車 徒歩約10分

京阪電車 鳥羽街道駅下車 徒歩約5分 

■開園時間        8:00~日没 

■休園日           無休 


■料金 

志納 

受付の方も、他の拝観者の姿も見えないので、志納金を入り口の竹筒の中に入れてお参りさせて頂きました。

ここのお庭もやはり重森三玲の作庭。


■所在地 

京都府東山区本町15丁目809 

*すべて過去の写真です。