京都 桜100シリーズ 随心院 | 京の一枚

京の一枚

京都の四季折々と祭り他

随心院は、かつて小野小町の住居があったという伝承があり、境内には、小町が恋文を埋めたという「文塚」、「小町化粧井戸」と名づけられた井戸、書院には深草少将の「百夜通い」の伝説のカヤの実が展示され、随心院から少し離れた所には、カヤの大木が残っています。

随心院はまた、「はねず梅」と呼ばれる遅咲きの薄紅色の梅のある小野梅園が広く知られていますが、梅が終わると桜、さらにシャクナゲ、ツツジ、サツキと境内の花が咲き継いで行きます。

4月半ばの週末に訪れたときは、境内の大きなソメイヨシノの花が終わりかけでしたが、薬医門から中を見ると、しだれ桜がとてもきれいでした。


小野小町歌碑

「花の色は移りにけりな いたづらに我が身世にふる ながめせし間に」 



■住所

      京都市山科区小野御霊町35 
 
■電話  075-571-0025 

■拝観時間

       9:00~17:00(受付終了16:30) 

■拝観料    500円 

■アクセス

      地下鉄東西線「小野駅」下車徒歩約5分 


※写真は全て過去のものです。