気がついたこと | 数年前、夫がうつ病に…そして今、我が家に深刻な問題がおきました

気がついたこと

先日の仕事の帰り、元夫と会った。

目が、ふさいでいる。
目が、泳いでいる。
一点に、集中しない。

声が、声にならない。
時折、うめき声になる。

やせている。
はきがない。

見た目から、「この人病気?」と思う人もいるだろう。

しばらくもらっていなかった薬も、医者に行ってもらってきたと言う。

ほんとうに、まずい状態になっている。



そして、

「仕事ができない
今の契約、7月できれると思う」

この言葉には、私も頭をかかえてしまった。


元夫は、あいかわらず、


おれのせいだ~
なさけない~


と、連発してくる。

ふと、気がついた。


いつも、「おれのせいだ」と言う。
おれのせいだから、のあとに、何もない。
おれのせいだから、なんとかしなきゃと、なぜ思わない?

いつも、「なさけない」と言う。
なさけない、のあとに、何もない。
なさけないなんて言ってる場合じゃないと、なぜ思わない?

おれのせいだ~なさけない~だけきくと、「この人、心から反省しているんだなぁ」と周りの人は思い、許してしまう。同情してしまう。そこで終わってしまう。

本人は、そんなつもりはないだろうが、
同情をかっていた!?そんなふうにも思える。

そして、もうひとつ、気がついた。

元夫の今の状況は、ほんとうにかわいそうであると思っていた。
でも、ほんとうにそうだろうか。
かわいそうなのは、私たちなのではないか。

こんな父親にふりまわされている、私と子どもたちのほうが、よっぽどかわいそうだ。