『サヨナラダケガジンセイダ』終幕致しました!


ご来場くださった皆さま、
差し入れくださった皆さま、
応援をくださった皆さま、

ありがとうございました。


津島美知子として、生きたこの数日間。
たしかに苦しくも、辛くもある立場でありましたが、決してそれだけではなかったです。


津島修治の妻となり。
作家・太宰治を支え。
彼の作品を愛した。

最後、彼の遺してくれた愛が子ども達なのだとわかった瞬間は、
あの遺書に込められた愛が、波のように押し寄せるような瞬間でした。



そもそも、津島美知子は不幸せだったのでしょうか。状況だけを見れば、不幸せに見えるかもしれない。

でも私は演じていて、幸せでした。

「おかえりなさい」と言った瞬間。
笑いあった瞬間。


もどかしい気持ちや苦しい気持ち空虚感みたいなものはもちろんありましたが、

それをはるかに超える《愛》が《幸せ》があったと思います。


 

作家《太宰治》の人生。
5人の女性たち。
3人の作家仲間。


私はこの作品には、
様々な愛の形が刻まれていたと思うのです。

誰もが《太宰治》を愛していた。

私が台本を頂き感じた事は、

これは、
太宰治の話でもあり。
妻・津島美知子の話でもあり。
山崎富栄の話でもあり。
.....

見方によって、
演じる人によって、
見る人によって、
様々な変化を遂げる作品なんだと思いました。


妻・津島美知子の物語でもあったと、
観てくださった方が思って頂けていたら嬉しいなと思っています。




この役を通して、

松田実里の新しい道。
今までとは違う意味で観ていて面白い。
最近こういうポジションを任せてもらえるようになったんだね。

と様々なご感想いただき
ありがとうございます。


自分の感覚としては、
ぶっ飛んだ役の方が人気が高いなと感じたり、
気に留めて頂けるなと感じているので、笑


こういった作品も役も観に来てくださって、
お言葉頂けるのは凄く励みになります。



ぶっ飛んだ役をやっていく時もかなり、足踏みしてきましたから。
また新しい場所でもたくさん足踏みして少しずつでも歩んでいかないと。
楽しんでいただけるように励まないとですね。



新しい光を見つけた作品でした。
本当にありがとうございました。


正直まだ書き足りないこともあるのですが、
また気が向いたら書きます。




さて次は、同じ劇場、両国エアースタジオにて
9/22〜アガサクリスティー原作の、
『雪中の狩人』(原作名『ねずみとり』)です。

こちらはまた新しい役すぎて。
楽しみでなりません。
頑張ります。
観にきてね。



 ♡INFORMATION♡

🍀9月出演情報🍀

🍀新着情報🍀

2018/9/21(金)~9/30(日)

『雪中の狩人』(原作:ねずみとり)

脚本・アガサクリスティ

脚色・演出 藤森一朗

Cチーム出演決定!


『蜘蛛の巣』から1年。再び上質な推理小説作品に出演致します。


イギリスの女性推理小説作家アガサ・クリスティの戯曲。
1952年11月25日
ロンドンのウェスト・エンドにあるアンバサダーズ・シアターでの初演。
現在まで、約20000公演を超えロングラン公演を続ける。
世界で最も長い連続上演を記録している演劇。
本作は、日本版に脚色した新解釈版、
『雪中の狩人』


《原作『ねずみとり』あらすじ》
若夫婦の山荘に、大雪をついて五人の泊り客、そして一人の刑事がやってきた。折しも、ラジオから凄惨な殺人のニュースが流れる。やがて不気味に緊張感がたかまり、舞台は暗転した! マザー・グースのしらべにのって展開する、スリリングな罠。演劇史上類をみないロングランをほこるミステリ劇。


9月

22日(土)16:00〜
23日(日)19:00〜
24日(月)16:00〜
25日(火)21:00〜
26日(水)休演日
27日(木)18:00〜
28日(金)21:00〜
29日(土)13:00〜
30日(日)19:00〜 

¥4000(全席自由/要予約)
上演時間の予想、1時間40分
(今の段階ではあくまで予想です🙇‍♂️)


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