岐宿郷
岐宿湾・東は団助山、西は尼崎鼻の間を湾口とし、南に3kmの湾内には一ノ川、浦ノ川、鰐川、宇里川等が流入し、河口、内海特有の幸を多く産している。
岐宿港はその西岸にあり、本町の海の玄関口である。沿岸各地には古代の貝塚遺跡があり、湾内海中からは土器も出土した。
城岳展望
城岳は標高216m、旧領主五島氏の元祖宇久五島家の八代覚公が宇久島より移り、この地に築いた城廊である。公は、平時は宇久島の城山に邸宅を住し、一旦事あるときは、当地に篭居し、防守したと伝えられている。
14日、男の子たちがモグラうちをする。藁を叩き、直径10センチ位の束を作り、このワラ束を持ってまわり「14日のモンダうっ。ここん宿んだんなさんに祝い申そう、栗んもちゃ要らんよ、米んもちゃ要っよ、ねずみの食らかけでん太かぅがよかよ。」と、大声で唱えながら各家庭の庭先や玄関先の地面をたたき、餅や小銭をもらう。モグラを含めた災いを追い払い、豊作を祈る行事であった。
オッガ育った三井楽町浜ノ畔では、「モグラうち」の風習は見たこっも聞いた事っも無かったばい。広島地方では場所によって、「いいのこ~いのこ」と掛け声に合わせながら、子供たちが石に巻いた綱を四方八方から持ち上げ地面に打ち下ろす行事があっとよな。
byー昭和のおじさん
諺・言い伝え
勤勉・マンヨカ(健康)足ニャ金ノワラン(ワラジ)
ギバッタモン(頑張った)モンノ足二ャ金糞(かなくそ)ンツッ(付く)
賃コギツヨリャ働ッコギレ(賃金の高い仕事を待つより安くても休まず働け)
オヒ(遅)カモン二手柄ナシ タツ人形は値ノセン
アヒタ(明日)ヨリ今セレ (=`(∞)´=)