2018年12月、彼からお誕生日メールを受け取った私は、少し戸惑いました。

中絶手術2週間後、産婦人科で最後の診察を終えた2018年11月20日、私から彼にメールしても、ずっと返信してくれなかったのに、どういうつもりで彼は私に、お誕生日メールを送ってきたのかな。

彼への接し方が完全にわからなかった私は、しばらく彼に返信しませんでした。

でもだんだん時間が経っていき、

“難しく考えなくていいや!”

と気持ちが切り替わり、私は2018年12月20日、彼にようやく

“お誕生日メール、ありがとうね”

“これからどうしたらいいかなぁ?”

“会う?”

と軽い感じで彼に返信してみました。

そしたら割とすぐに、

“年末あたりにyumeのところに行こうと思ってる”

と彼から返信がありました。

―来てくれるんだ…―

嬉しかったのが本音です。

中絶前後の彼を私が“冷たい”と感じたのも、

私が彼を求めていたから。

彼に優しくしてほしかったから。

産んでほしいって言ってほしかったから。

私と彼、

“お互いを想う強さにずれがあったこと”

は事実であり、それが余計に私の心を複雑にさせていました。

それがなんとも悲しくて辛くて、

―私、いじけていたんだ―

そう思いました。


会う場所や、当日の過ごし方について、メールでやり取りをしました。

前回のブログで少し触れましたが、彼は色々忙しい方なので、私と会う時間も限られています。

でもわざわざ、私に会いに来てくれます。

yumeに会いに行こう、と思うまで彼なりに時間が必要だったのかもしれません。

お互いに時間がかかったんだと思います。

当日の過ごし方については、二人とも同じ気持ちでした。

こうして、3ヶ月ぶりに彼と会うことになりました。