おはようございます〜(*´◡`*)

朝夕は寒気がひとしお身にしみる頃となりましたが、皆さまお元気にお過ごしでしょうか?

私のほうは、愛犬モモの49日が過ぎ、悲しみの中から抜け出すのにはまだまだ時間が要りそうですが、このまま立ち止まっているわけにもいかないので、せめて行動だけでも前向きにしていこう!と日々意識して過ごす決意を致しました


グルメ記事がたくさん溜まっています。
今回は、リハビリを兼ねて食備忘録
夏の想い出...

1年のうちに2ヶ月ほどしか楽しむことのできない夏の風物詩『鵜飼』を、ミシュラン京都三つ星の嵐山吉兆本店で楽しんでまいりました。
世界無形文化遺産『和食』とはまさにコチラのことですよね。

※嵐山の鵜飼は清和天皇(849~880)に宮廷鵜飼が行われたのが始まりで、徳川時代に途絶えましたが昭和25年再興され現在に至っています。
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【吉兆 嵐山本店】

ミシュラン京都 8年連続 三つ星


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※3つ星×5カトラリーの意味:豪華で最高級でそのためだけに足を運ぶ価値がある名店


世界にその名を轟かす言わずと知れた名料亭。
今年で創業87周年を迎える吉兆。
料理界初の文化功労者となった創業者・湯木貞一氏の『工夫して心くだる思いには、花鳥風月みな料理なり』というおもてなしの美学を起点に、茶懐石に基本を置き、国宝級の器や季節のしつらえ含め、圧倒的な総合演出力でもてなす料亭です。


創業者:湯木貞一
料理界初の文化功労者
神戸の花隈で鰻料亭の跡継ぎとして生まれる
30歳の時に家出同然で、
1930年(昭和5年)に大阪に小料理屋「御鯛茶處吉兆」開業
1948年京都吉兆開店
東京サミットで日本料理担当に選ばれたことで、世界的にその名を轟かせました。

※店名「吉兆」とは、十日戎に授与される福笹につける子宝のことで、それに由来する。湯木貞一氏と縁故あった画家の須磨対水により縁起を担いで名付けられました。


1970年代に来日したフランス料理界の巨匠ポール・ボキューズに影響を与えたことでも有名。湯木貞一氏は88歳の時に、「大好物はフランス料理のフルコース」と仰っております

↓今の吉兆嵐山本店の3代目総料理長は、湯木貞一氏のお孫さんであられる徳岡邦夫氏です
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吉兆と言えば器
京都吉兆で使われる器は、重要文化財であったり、京都吉兆だけのために製造された器です。

魯山人
今では高額のつく魯山人ですが、当時、まだ無名だった魯山人は、大阪の小料理屋吉兆によくお食事に来ては、お食事代金を支払わずに帰り、数日後にダンボールいっぱいの作品を送ってくるというのが、魯山人の支払い方法だったそうです長年に渡る魯山人との親交の中で頂いた器は、今でも大切にされているそうです。

バカラ
吉兆で使われているバカラは、パリのバカラ美術館に収蔵されているものから、吉兆好みにデザインされたオリジナルまで様々です。それも、バカラ社長初め、バカラ関連会社の方々と懇意にしているおかげでだそうです。
京都吉兆は、フランス文化と日本文化の融合をお客様にも楽しんでもらいたいとお考えです。
全てに意味があるのですねぇ♡


↓場所
四季折々の美しさで誉れ高い嵐山にございます。春は名桜、夏は鵜飼、秋は紅葉、冬は雪景色、本当に恵まれたロケーション
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↓外観
渡月橋のすぐ近く、大堰川沿いに佇むなんとも風流な外観。そこに門番の男衆がお出迎え。元は、茶道具商の児島嘉助の別邸を湯木貞一氏が昭和23年に譲り受けました。
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↓門をくぐり、玉砂利を通って、緑に包まれた数寄屋造りの建物の中へ。800坪の敷地に客室は5部屋のみ。贅沢どす~♡
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お部屋
一階の広々としたお座敷。嵐山吉兆では、お客様のデータを記録してあり、同じ月であっても前回と被らないよう、掛軸など室礼を全て替えるのだそう。一期一会の徹底したおもてなしに脱帽。
真塗りの技の極み「鏡面仕上げ」のテーブルも美しい。
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↓9月の掛軸
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↓欄間には鹿の透し彫り。紅葉で有名な嵐山、憎い演出
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庭園
美しく整ったお庭、虫の音色、秋の夜の静寂、風雅な趣にうっとりです
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【吉兆 嵐山本店】は、
世界で最も高価なレストランに選ばれています。

夜のコース 4種あり
・48600円・54000円・59400円
・お任せ(時価)65000円~

夏の風物詩 鵜飼
・別途 50000円~(吉兆船チャーター代)

今回は、年の離れた私のおじ様友達にお招きいただきました。よって金額はわかりません。
夏限定の鵜飼、せっかくの機会なので私の友人達も誘ってあげたらと仰って頂きましたので、お言葉に甘えて女子4人で参加させて頂きました


↓まずはKRUGのロゼで乾杯シャンパンロゼワイン
今、世界的にKRUGのロゼが在庫薄で入手困難だそうです。
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女将さんからの酒一献のあといよいよお食事開始。
↓先付:鱧
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↓お椀:キジハタ(アコウ)
鰹と昆布でひいた出汁、完璧ということは言うまでもなく。
蒔絵が美しい輪島塗の椀。お椀の楽しみの一つは、蓋を開けた時に初めて見る事のできる絵柄ですよね。
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お造:アマベガレイ
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まつの翠 (伏見)
銀製のアイスクーラーで運ばれてきたバカラの徳利とバカラのお猪口。

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↓大間の本鮪 大トロ
美味し過ぎーーー❤︎!
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↓八寸
蓮の葉を器に見立てた季節感のある演出。こんなに大きな蓮の葉を見たのは初めて!
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ここからは吉兆の屋形船へ移動して、引き続き船上で鵜飼鑑賞をしながらお食事を楽しみます。
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↓今回チャーターした吉兆船は8人乗りで、料理人の方と仲良さんが同乗しお世話して下さいます。
船の上で三つ星料亭の料理人さんに鮎を炭で焼いていただき、夜の嵐山の夜景をバックに大堰川に浮かぶかがり火と鵜の跳ねる水音。雅趣に富んだ美しいシチュエーションにうっとり。
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↓鵜が鮎を獲る姿に感動!鵜の黒羽が炎の光に照らされとても美しい。今年、日本で初めて外国人の鵜匠が誕生したそうです。
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↓保津川の天然鮎
30分かけて焼き上げた9月の大きな鮎を濃厚な蓼酢でいただきます。ホクホクの状態で食せるように一匹づつ焼いて下さり、食べやすいよう仲良さんが鮎の骨抜きまでして下さり、時間差で2匹を完食。
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↓雲丹
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↓焚合せ
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↓お食事
北海道のイクラのスジコご飯
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ココからはお部屋に戻りまして引き続きます。

↓果物
メロン(静岡)、無花果、スイカ、梨
日本のトップクラスだけのフルーツ盛合せ。吉兆特製のミルキーソースを掛けて頂くのですが、これがもうね、めちゃくちゃ美味しいんです♡!
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お菓子は2種から選択。迷い過ぎて決めれずにいると、おじ様が女子には2つとも持ってきてあげてと優しいお言葉。甘えますm(_ _)m

↓お菓子1:抹茶のアイスクリーム
こんなに濃厚な抹茶アイススクリームを食すのは初めて!っていうくらいに濃厚でした。もちろん美味しい〜♡オールドバカラとも相性抜群。
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↓お菓子2:羊羹 
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ただ素晴らしい日本料理を提供するだけではなく、鵜飼などその季節にしか楽しむこのできない企画を盛り込み、
いつ訪れても違ったお料理を提供できるように来店時のデータは記録され、所望する食材があれば遠方であっても探しに行き、しつらえや嗜好や器のリクエストにも応えてくれる。細部にまで心を尽くしたまさにオーダーメイドの一期一会のおもてなしで、いつまでも記憶に残る特別な1日を叶えてくれる【吉兆 嵐山本店】。

日本の文化を守り、また世界へ発信するなど素晴らしい活動にも脱帽です。まさに、世界無形文化遺産“和食”ここにあり。
今年もありがとうございますドキドキm(_ _)mドキドキ


↓女将さんから素敵な香りをいただきました♡
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↓お食事のあとは祇園に戻り、お茶屋さんでお茶屋遊びを楽しませて頂き、趣深い1日となりました。
Y様、いつも素敵なひと時をありがとうございます❀.(*´◡`*)❀.
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miimi新作準備進んでいます

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引き続き今日も、
皆さまにとって笑顔満点 良き日となりますように...
いつもありがとうございます
Much love.