台湾から遊びに来ている友人が良質なカカオを持っていて、
カカオセレモニーという儀式を開いてくれました。
皆さん、カカオセレモニーをご存知ですか?
彼女は数年の間、南米ペルーのシャーマンの元でスピリチュアルな暮らしをしていた経験があるのですが、ペルーでは、カカオは神聖な植物、愛の食べ物とされていて、古代マヤの時代からシャーマン達は伝統的な薬用食材として用いているのだそうです。
スピリチュアル的には「ハートをオープンにし、人々に覚醒、啓示、心の癒しを安全に体験させてくれる開放薬」
これを聞くだけだと、とても怪しすぎますが
実際に、最近ではカカオはスーパーフードとしても人気がありますよね。
嬉しい栄養成分を豊富に含む食材でもあり、その成分の中には、幸福感をもたらす神経伝達物質「アナンダミド」があると聞くと納得できるかもしれません。
しかもカカオは、
アナンダミドを含有する唯一の食材。
優秀な食材だと言えると思います。
カカオセレモニーは祈りと共にカカオで作られた飲み物を頂くという儀式で、その後の瞑想などにより、安全にスピリチュアルな体験ができる
…という事で、ペルーはもとより、海外の各地で行われ、ニューエイジの間でブームとなっているのだそうです。
彼女を駅に迎えに行った時、そのバッグパックの大きさに笑ってしまったのですが、テントにヨガマット、習字道具、台湾茶道具、ギター…等。
旅慣れた人は荷物が少ないというのが私のこれまでの印象でしたが、
それを大きく覆すような、
とにかく彼女は山のように沢山の物を持ち歩いています。
そのバッグの中から次々と取り出されるスパイスたち
そして、マヤのシャーマンが儀式で使うというブロック状のカカオが出てきました。
それらを使い、じっくりコトコトと…
ドロッとしたカカオドリンクができました
シャーマニックな儀式と祈りを捧げ、
いただきます。
いつも飲んでいるココアのようなものを想像して飲むと、その味に驚かれるかもしれません甘味はなく、カカオのポタージュというような。ココアとは全く別の飲み物という感じでした。
でも決して美味しくないという訳ではありません。カカオが持つ本当の味と香りを知る事ができました。
それは飲みながらどんどん体に沁みわたっていき、
体が喜び、
心も幸せな感覚が広がり。
まさに神聖な飲み物を戴いているという感じでした
神聖な食べ物に限らず、食べ物を頂くという行為は、本当はどんな食べ物もそうであるのかもしれません。「今、私は与えて頂いている」と五感で感じ、感謝しながら頂くというのが食べ物をいただく時の本来の姿なのかもしれませんね。
不思議なご縁とシンクロが重なり、
初めてのカカオセレモニーは、私が住んでいる町の中でも少し人里離れたエネルギーの高い場所で経験する事ができました。そのセレモニーは素晴らしくとても素敵でした
実は今日は今年のユダヤの新年祭
ロシュ・ハシュナ始まりの日。
ユダヤ暦では今日から5780年だそうです
新しい世界の始まり
おめでとう