一時預かりで うちに来ている元保護猫チョコさん。
5歳で元家族が離婚のため手放した子…来週には愛護センターに連れて行く気だと言う飼い主から 私が引き取ってきて、里子に出した子です。
ジャーン！
明日には13日間の投薬終了して おうちに帰るんだよ〜
おそらく 虐待やネグレストを受けて育ってきました。
基本的に人間不信！自由気ままな猫様です。
今回、新入り子猫から虫をもらってしまい 粉薬での投薬が必要になりましたが
せっかくシリンジで水に溶いた薬を飲ませても吐き出す上に大暴れで 里親さんを傷だらけにしたので…我が家に強制送還されてきました。
カプセルの中に粉薬を仕込めば 味を感じない上に、投薬器を使えば 一瞬の一撃で飲ませられますよ〜！
ただし、獣医師さんのように失敗なく飲ませるには コツがありまして
先ずは基本の保定をしっかり、ほっぺをムギュと鷲掴みして 上を向かせて、口を開けた瞬間に
投薬器を真っ直ぐ 喉の奥に当たりそうなぐらいの勢いで突っ込んで パチンとカプセルを押し出す！
一瞬の作業ですが、100パーセント飲ませられる自信を持って作業をこなさないと 自分が怪我する上に
猫がカプセルを吐き出して粉がベタベタ散乱…
そして薬の苦味に 口から泡を吹いて大暴れ！
獣医師さんだと 二人一組で 保定係と投薬係がいるわけですが、うちは私一人でこなします。
だって 猫様が凶暴すぎて 家族が手を出せないから。
先ずは 保定するまでの格闘が凄まじいです。
目を狙って ジャンプして飛びかかってきます…眼鏡必須でして、猫パンチで眼鏡を飛ばされて 眉毛を剃られました。
革手袋の上に軍手をしても パンチをくらえば手に穴が…殺す気で挑んでくる猫様
でも、どんなに攻撃されて怪我しても
投薬後には 保定したままで 頭を撫で撫でして たくさん褒めてあげます。
しかし、気を抜くと 前足でひっかく 噛み付く隙を狙っている猫様…
仲良くなる気はないけど、一緒の空間にはいたいというワガママさん
良かったね、幸せに暮らしてね
人間って 悪い人ばかりじゃないんだよ…いつか人間不信が治る日がきたら 嬉しい。