暑い陽射しの中に時折ひんやりとした風が吹き抜けて、あぁ秋がきたんだなぁ...なんてほんの数日前は思っていたけど、まだまだ暑い!
キンモクセイが薫り出すと更に秋を感じるんだけど、この残暑じゃ秋もまだまだ先かな
春と秋は気候的に過ごしやすくて好きだけど、2人の子どもたちの妊娠出産を経て、秋が嫌いになりました(笑)
娘の時は8月末に妊娠がわかって、9月2週目から10月いっぱいは悪阻で廃人に。
まだ仕事もしていたし、妊娠悪阻の診断書が出て休職になるまでは、職場に電話して急に休んだり、、そのたびに電話するのが毎回憂鬱だった。笑
頑張って出勤しても通勤電車で気持ち悪くなって、着いてすぐのホームでハンカチの中にゲロったり(笑)
休職になってからは、朝から晩まで孤独に24時間吐き通し。
(正確には熟睡している間は吐いてない)
悪阻って、決して食欲が全くないわけじゃないから(私だけ?(笑))
食べたくないわけじゃない。お腹はすく。
でも食べたいものがわからない。
食べても吐かなそうなもの、食べて吐いてもつらくなさそうなものが食べたくなってくる。
でもそんな都合の良いものはないというね。笑
週に1回くらいは歩いて2-3分のコンビニに食べ物を物色に行ってたけど、そのために着替えるのも苦痛。久しぶりの外の陽射しもまぶしい。
暑い陽射しと冷たい風。
朦朧としながら歩くわたし。
そんな記憶が残る秋。
なので、この秋の気配がわたしのつらい記憶を呼び起こして辛いです
そしてそんな秋トラウマの私へ、昨年の息子出産が更に追い討ちをかけます。笑
緊急帝王切開からの、腸閉塞、子宮内悪露貯留と手術。
そして、帝王切開の傷口が2ヶ所ぱっくり開く。
退院予定日を2日過ぎた10/6(日)に、毎日消毒と点滴に通うことを条件に退院。
退院時、まだ身体も真っ直ぐに伸ばせなかったし、お腹の傷も外科ゾンデと言われる金属の棒がズブズブ入るくらい穴がしっかり二ヶ所空いていた。
自宅でも毎日自分で消毒
見たくもない傷をみる。
剥がすのが怖いけど、がんばってガーゼと防水テープを剥がす。
点滴や注射で両腕はぼろぼろ。
産褥熱は退院後もしばらく続き、毎日37-38度。
食事も喉を通らず母乳もとまる。
でもわたしは赤ちゃんのお世話をしなくちゃだし。娘もいる。もう気合いしかない。
実家では思いがけず長引いてしまった里帰り居候で2歳の誰よりも手のかかる娘の世話に両親ともに疲弊していた。
でもわたしは何より一番気がかりだった娘のフォローを両親にしてほしかった。
だけど、そうしてもらえなかった。
みんなにイライラされている娘をみるのがつらくて、私も娘や息子にまでイライラ。
思うように動かない身体や、色んなことが起こりすぎて心がぐちゃぐちゃのままだし、できない自分が悔しくて毎晩泣いた。
夫や妹にLINEで励まして貰いながら、それでも辛くて死にたくなって毎晩泣いた
いま思えば軽く産後鬱だったんだろうな。
お腹の傷が開いてたけど、両親への当て付けもあって、お昼寝の寝かしつけのために娘をおんぶして外を散歩したり。
お腹の傷に悪いから代わるよと追いかけてくる母に無表情で大丈夫と強がったり。
でも、わたしをそうさせたのは両親の言葉や態度
。
もし私に孫ができて娘をサポートするときは、この事を忘れないように負担にならないようにやれることをやってあげたい。
そして、出産前後の妊産婦のメンタルの脆弱さをしっかり頭に遺しておこうと思う(笑)
そんな去年の辛い秋。
毎日の通院。
お腹が痛い中、娘をおんぶして歩いた道。
秋の気配で一気に思い出されます。笑
今年の秋は平凡だ。きっとそう。
そう願ってやまない秋。
産後1ヶ月半で15キロ痩せた私ですが、あれから1年、5-6キロ太りました。
健康に食べられるって幸せだね♥️
美味しい秋を楽しみたいですっ。笑