キャロル | こみたんの映写会

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日頃観たDVDや映画の感想や日々の暮らしのあれこれ
映画の事以外もかいていこうかな♫

クリスマスシーズンのマンハッタン、写真家を目指すテレーズは、デパートのオモチャ売り場でアルバイトをしていた。そこで豊かな金髪豪華な毛皮をきた美しいキャロルとであう。ひとめで恋におち二人はあうようになる、そこでテレーズは、キャロルが離婚調停中だとしる。メニューも一人では決められないテレーズは、恋人から結婚をせまられていたが、きめられずにいた。そんななかテレーズは、キャロルから小旅行に誘われる

監督がエデンより彼方にのトッドヘインズ
せつなかったです
ケイトブランシェットは洗練された女性キャロルを演じ、ルーニーマーラーは優柔不断だが若くて純粋なテレーズを演じます

出会いのシーンがいいんです
現在から過去へさかのぼって、私目が悪くなったかとおもったらフィルムの
明度がざがって、そふとフォーカスされてる
あんなふうにみつめられて、ミステリアスにみつめかえされたら、女同士でも何がはじまってしまいます

着てるものも、キャロルは手入れのいきとどいた金髪、豪華な毛皮ドレープのブラウス50年代のスーツ
大人の女性です

テレーズは、女学生のようなかわいらしい赤を基調としたふく

小物もスーツ、バッグ、旅行にいくときのスーツケース、カメラとファッションもたのしめます。
旅行先での化粧のしあいっこなど、女同士にしかわからない、共有のしかたです。

セリフがすくないんですが二人の瞳、しぐさ、表情で多くをかたっています
キャロルの高級車の窓が埃と手垢だらけなのも、結婚生活が不幸であるとものがたっています

テレーズは、キャロルを愛した事で、変わります。メニューも一人では決められないのが嘘みたいに、自分の意思をはっきりもった女性へと変身していきます

瞳でテレーズを、キャロルを探すシーンが印象的でこったカメラワークが美しかったです

とちゅうサンセット大通りがうつります

太陽がいっぱいのパトリシアハイスミスが匿名でだした本で、実体験に基づいた小説です