「セレブレーション」「光のほうへ」で知られるデンマークの名匠トマス・ビンターベアが、「007 カジノ・ロワイヤル」「アフター・ウェディング」のマッツ・ミケルセンを主演に迎えたヒューマンドラマ。変質者の烙印を押された男が、自らの尊厳を守り抜くため苦闘する姿を描き、2012年・第65回カンヌ国際映画祭で最優秀男優賞ほか3冠に輝いた。親友テオの娘クララの作り話がもとで変質者の烙印を押されたルーカスは、身の潔白を証明しようとするが誰も耳を傾けてくれず、仕事も親友もすべてを失ってしまう。周囲から向けられる侮蔑や憎悪の眼差しが日に日に増していくなか、それでもルーカスは無実を訴え続けるが……。
映画.comより抜粋
マッツ・ミケルセンすきなんですよ。マッツミケルセンカンヌ最優秀男優賞おめでとう「しあわせな孤独」もよかったです
内容はおもいです。ルーカスは幼稚園の先生をしてるんですね。デンマークの小さな町で
そこで親友のクララにいたずらされたと嘘を疲れて、変質者にしたてあげられていく
。
けれどクララの嘘を調査員が誘導して性的虐待にして大人が大きくした,園長もルーカスに話をきかず
保護者会や警察に連絡、小ささな町だから、噂は広がる
魔女狩りみたいでした。デンマークには伝統的に子供は嘘をつかないという諺があるくらいで
クララの父テオも、娘は嘘をついたことがないといいきる
職も友人もうしなって、孤立していくルーカス。
それでもルーカスはクララになぜ嘘をついたと詰め寄らない
警察から証拠不十分でかえった晩
家に石がなげこまれ、愛犬が惨殺される。怖い映画です。目に見える悪意と、目にみえない悪意
スーパーでの買物も拒否されてて暴力までうける
集団ヒステリーにさらされる。昨日まで隣人だった、よき友人、良き親が
自分を排斥してくる
クリスマスイブに[もう自分をくるしめるな]とテオに迫るシーンは胸がいたみます
そしてエンディングでは戦慄がはしりました
けっして後味がいいとはいえないおわりかたです
デンマークのおはなしですが、どこで起きてもおかしくない
そして私たちの心のなかにも潜んでいる普遍的なテーマです