今回はクーリッジからニクソンまで8人の大統領に仕えた.FBI長官エドガーフーバー。
評価がたかくなくて、どうしようかとおもったけどイーストウッドとディカプリオならみたい。
それに良かった!!
映画館はガラガラでもう一日3回しか上映がないって涙
内容は予告と違って、人間エドガーを中心においていました
けどアメリカ近代史特に、犯罪歴史をしらないとわかりにくいと思う。
私もハリウッドの赤狩りとか出てくるのかと思った~
シャーリー・テンプルとジンジャーロジャースはワンシーンでてましたよ
アメリカの英雄リンドバークの愛児誘拐事件や
デリンジャー事件をうけ、捜査局長官エドガーは指紋認証、
拳銃携帯や科学的捜査を取り入れようとする
高みに登るほど際立つ「孤独」。
気を許せるのは生涯のパートナー部下である目元の涼やかなトンソン
(腐女子視線でこの人が絶対うけ)
と忠実な秘書。
ナオミワッツが抑えた演技でよかった (彼女はなんで結婚しなかったんだろう)
そしてエドガーを支配し続けた、母
カメラは画面を重厚に写し、格調高ささえ感じさせる。
国立図書館など建物のアングルがいい
そして母の死に際し、ネックレスとワンピースを着て、
胎児の様にうずくまるディカプリオの演技は悲壮さを表現して絶妙。
長官としての椅子がながければ長い程、裸の王様の様だった
徹底して、共産主義を排除し、権威主義と脆さを秘めた人物伝になっていました
結局歴代大統領の極秘ファイルは闇の中
(大統領の就任パレードの際は必ず窓から見下ろしてる)
ディカプリオは老人になってから歩き方など時に激しく、弱く渾身の演技をみせて。
ただの伝記ものではないエドガーがディカプリオによって、人間的に感じられました。
イーストウッドっていつも音楽がいいよね
なんでオスカーノミネートされなかったんろう??
あと
ゴシップガールのチャツクがでてた (ゴシップガールはまってます)