デジタルリマスター版で修復されたものを、映画館でみました
夭折した鬼才、川島雄三監督の代表作の時代劇コメディだそうです。全然しらないで
予告編だけでみにいきました。
後でみたら、キャストが書ききれないほど豪華すぎる
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佐平次が品川遊郭で、無一文ながら豪遊してしまい、下働きとして居残り、高杉新作らの幕末の獅子、遊郭の客、売れっ子女郎を巻き込んでの痛快作。
1957年作ながら、とても新しい感覚。
最初から昭和32年の品川から、幕末の品川へ
フランキー堺演じる佐平次がとにかく、キレがあっていい
いろんなトラブルを自分の才覚で切り抜き、ちゃっかりご祝儀をいただく
グランドホテル形式で、テンポはいいし、話は面白いし、動きがコミカルでスクリーンいっぱい走り回る、独特の動きで消えたかと思うと
次に人がはいってくるのね
それに左幸子と南田洋子の女郎が華を競って、流れるような着物のきかた。
二人とも粋で可愛いい!!
でも美貌は岡田真澄が一番でした。
本当に美しかった
セットも豪華で今じゃつくれないんじゃないかと,
品川遊郭相模屋を再現。だって屏風にはったある浮世絵が写楽が
国芳かわかるくらい、細部まで行き届いてた!!
きちんとつくってあるのに、すこーんと抜けてる
裕次郎の高杉新作と佐平次のコンビも絶妙
「首になってもうごいてやらあ」と啖呵を切るシーン
が、侍も町人もあるもんかって感じ
実は佐平次は肺病持ち、時々暗い陰りが目に宿るけど
みんな生き抜こうと生き生きしてます
最後のシーン「地獄も天国もあるもんけぇ、おいらまだまだいきるんでぇ」と駆け抜ける佐平次!!
最高
おかしさとちょっとシニカルさが持ち味の傑作、庵野監督のエヴァにも影響をあたえた幻のラストシーンがあったらしい
とても、元気になりました。何があっても生き抜くんだ!!!<
出演者みんなに親しみを感じました
今見ても充分新しい!!!