8月最後のスポーツジムは
ひとりで行きました
父は昨日のデイサービスお試しで疲れていて
母も昨夜は眠れなかったようでして
私が準備して出かける頃には
二人とも、ぐっすり眠っておりました
抜き足、差し足でこっそりと外出


玄関を施錠していると
ゴミの収集車がちょうど来ていて
せっせと拾い上げながら
お兄さんが挨拶してくれました


ラジオを聴きながらガイシホールへ
私の速さだと徒歩で10分くらいでした
父と一緒だと20分以上はかかります
今日はKAT-TUNのコンサートがあるみたいで
黒服のスタッフさんが
チラホラ立っていました


着いたら早速、父のお友達が
「今日お父さんは一緒じゃないの?」
「お父さんの場所取っとくから、
    お姉ちゃんの水筒、持っていくよー」


利用者のみなさんが声をかけてくださって
何人の人に「今日はお休みなんです…」
と答えたか分かりません


父と一緒に来てないと、いつもよりも多く
利用者の方やスタッフの方に
声をかけてもらいます
その中でいろんな話を聞いてもらったりして
ずいぶんと私自身が助けられています
ほんとうに、感謝の気持ちしかないです
2ヶ月の間、ここへ来れて良かったなと
時折涙目になりながら
自転車を漕いでいました


ストレッチしている時に
ある女性の方が隣の男性にお話しされていて
その内容が私自身の心身の不調と全く同じで
知り合いではなかったのですが
ストレッチ終わったあとに
こちらから話しかけてしまいました


聴くと、お話しされているご自身が
私と同じ、些細なことに不安になる方で
いま抱えている症状や
どんなお薬を飲んでいるかなど
詳しくお話ししてくださいました
私と同じように、いろんな診療科に掛かって
なかなか良くならないから
今度は心療内科へ行ってみようと思っている
とのことでした


その方が言うには
不安症になるのは遺伝性のものだとのことで
よくよく考えてみると
私の父も私に負けないくらい
些細なことで気を病むタイプでして
ああ、父の血を引いたのかも、と思いました


もしかしたら、父の目が痛む症状も
心因性のものなのかもしれません
爪を切ってあげたり
マッサージしてあげたり
そう言う時は表情が穏やかになって
目が痛いと訴えません


いつも気にかけてくれるスタッフの方も
なんとかして父がここに通えるように
いろんな知恵を絞ってくださいましたが
やはり付き添いなしでは
トイレの問題もありますし
むずかしいとの結論に至りました


私が学校へ通う3ヶ月の間だけでも
父には申し訳ないけれど
新しい環境の中で
気持ちよく過ごしてもらえたら
それだけが私の願いです


父もそれとなく理解してくれているので
お試しに行くことは嫌がりませんが
ほんとうは気心の知れたこの場所に
通いたいんだろうなぁ…


明日は昨日訪れた施設の
1日コースのお試しに行きます
ケアマネさんは覗きに来るなと言ってたけど
こっそり覗きに行きたい気分です




ガイシホールの中庭には
この木よりもっと大きな
サルスベリの木が植えられています
百日紅と書くだけあって
一度花をつけると
長い間、目を楽しませてくれますね
落ちた花びらの
クシュクシュとなっているところも好きです