機能不全家族で育ちました。
身体的虐待やネグレクトはなかったけど、心理的にはかなり辛い思いをしました。
見事に自己肯定感は育たず、身の回りで起きる不都合はすべて自分のせいにして、自分を責め、ごめんなさいごめんなさいと思いながら生きてきました。
しかし、知人からは「楽観的でいいね、悩みがないことが悩みでしょ」なんて言われるような振る舞いばかりしていました。
就職後、ストレスを溜めに溜めて、ついに【うつ病】と診断されたときは、やっぱりわたしみたいな人がなるんだ、となんだか納得がいきました。

その後、双極性障害Ⅱ型の診断を受け、しばらく内服薬と休養のみで療養していました。というより、ただぼーっと毎日を過ごしていました。
家の中から窓越しに澄み渡った青空を見上げ、ただ勝手に目から涙が流れ続ける日もありました。
どうにもならず、向精神薬を過剰摂取したり、手首に傷をつけたりしたこともありました。
当時親身になってくださっていたカウンセラーさんにアポ無しで突然電話してしまったり、繋がらないいのちの電話に震える手で電話をかけ続けたこともありました。

少し経ってからは、転職や休職を繰り返して生活は安定せず、再婚してもすぐに離婚、全てを曝け出せない友人とはそれなりにうまくやっていけるが、近しい存在になると急に自ら関係を壊してしまう、パートナーが出来ても依存しすぎて拒絶される、同居の両親との関係性に悩み、子育てには常に自信がなく落ち込んでばかり、これらは今でも同じ状況が続いています。

ひと月の間に、さらに周期が短い時は数日、数時間のうちにコロコロと思考が変わってしまいます。正しい認知で行動できていると感じ、気分が穏やかに過ごしていた数日後、いきなり世の中のどん底に一人沈んでいるような気分になります。どうせわたしなんて、、価値のない人間なんだ、消えた方がいい、わたしがいると家族が不幸になる、などと考えてしまうことは頻繁にあります。

内服での治療は、うつ状態からの回復やわたしの生きづらさを根本から改善することに対しては、全く意味がないと感じています。
あくまでも、気分の波をやや(というより、ほんの少しだけ)穏やかにする手助け、しかもマイナス寄りでコントロールされている感覚です。

休養は、本当に心底疲弊している時以外は、自分は怠け者で価値がないと思い込み、余計に自分を責めてしまうので好きではありません。


主治医から、認知行動療法やカウンセリングを受ける、ということを勧められたことはありません。

わたしが自分自身で、
・自分の生き方を変えたい
・生きづらさを感じず生きたい
・誰かにその手助けをしてもらいたい
と心から思えたタイミングで、心が好調な時期に自分で調べて考えた結果、「カウンセリングを受けたい」と主治医に相談しました。
しかし、その病院のカウンセリングは満員、とりあえず指示書は出すけど、いつ空きが出るか分からない状況、自分で他を探してもいいよ?というような対応でした。寄り添ってもらえている感覚はありませんでした。

そのため、アダルトチルドレン改善が得意なカウンセラーを自身で検索し、自分の感性とフィットしそうなカウンセラーを見つけ、2回だけカウンセリングを受けました。心が落ち着いている間しか興味が沸かない内容の為、カウンセリングを受けるまで結構な時間と労力が必要でした。

また、費用もそれなりにかかりました。生活が安定していないことにも悩んでいる身としては、なぜ自ら望んで苦しんでいる訳ではないのに、それらを改善するために、さらにお金の負担を考えなくてはならないのだろう、と疑問に思いました。
多くの人の生きづらさを改善することは、勤労や納税に多く貢献できる人を増やすことに繋がるはずなのに。そこに税金を投じる価値はきっとあるのに。
わたしのように精神疾患が原因で不安定な勤労をしている方、もしくは全く働けていない方もいらっしゃると思います。
また、パートナーとの関係が上手く構築できず、結果としてシングルマザーになってしまっている為、現在カウンセリング以外の医療費、児童扶養手当など税金でまかなって頂いている部分は多いのが現状です。
カウンセリングで根本を改善することは、一人ひとりの生活を自立させて、結果的に精神科受診の医療費を削減させることが出来ると思います。
就労によって納税額を増やしたり、児童扶養手当の額を減らしたりといった効果もあると思います。

喫煙や暴食、運動不足などの明らかな要因から生活習慣病にかかる方々の治療費は保険適用なのに、、なぜカウンセリングは適用外でそれなりに高額なの??という疑問から、色々と考えることがありました。

生活習慣病もメンタルヘルスも、予防の為の教育に時間とお金をかけるべき。社会人になってからではなく、子どものうちから必要なことだと思います。貧しい家庭の子どもは、学習の教育レベルだけでなく、健康的な生活や心と身体の病気についての教育もきっと満足にされていない。わたしは、義務教育で積極的に正しい健康の知識を広く教えてほしかった。

なんの影響力も持たないわたしの独り言で終わってしまうと、社会は何も変わらない。
影響力のある誰かの目にとまってほしい、、それか地道にこういった考えに同意してシェアしてくれる人が増えてほしい、、またはわたしが影響力のある存在になる努力をするか、、

とにかく!!カウンセリング(公認心理士などの有資格者限定でいい、医師の指示書必須でいい)は、保険適用がベストだと思う!!いつか叶え!!


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