読み終わりました!


きみの友だち 重松清



本屋大賞の「52ヘルツのくじらたち」と
併読中でした。

サクサク読めました。
私が読んだ重松先生の本で2冊目です。

主人公がとても魅力的です。
主人公の周りの人達の
色々な形の「友だち」ストーリーが
短編連作になっています。

嫉妬やプライド、トラウマ、グループや孤立‥
出会いや別れが読みやすく書かれていました。

そして命のことも。

1話1話に「君は‥○○さん」と語りかけている文があって「この語りかけてる人は一体誰?」と途中で思うようになりました。

ラスト前にそれがわかります。

そしてラストは泣きました。
子を持つ親としての気持ち
亡くなった子の友だちの気持ち
大好きな人を幸せにする決意の気持ち
姉が一歩を踏み出す応援の気持ち‥
たくさんの入り交じった気持ちで泣きました。

ぜひ読んでみて下さい!



P.S

今まで出会ったすべての人が
幸せでありますように。

私が、家族が健康で生きていることに
ありがとう。

天国にいる仲間に、思い出と生きることを
教えてくれてありがとう。