帰ってきました | 金子 未里 ☆MiSATO's LiFE STyLE☆
今日の昼前に滋賀を出発して
秋田に帰ってまいりました。

一人での1000キロドライブ。

途中でガソリン1回入れただけで
ノンストップで秋田まで来ました。

なんか、あっという間だったなー。

今シーズンのこととか、今後のこととか考えてたら
いつの間にか秋田県に入っていました。

今日は新潟までが限界、、、
と思ってたから
自分のノリと勢いにビックリです。


けど山形に入ったあたりから景色が一変。


車も変に少ないし、
ガソリンスタンドは閉まっていてガソリン売り切れの張り紙。
コンビニも全部に近いくらい閉まってて、
スーパーもパチンコ屋も外の灯りは付いてなくてドヨーンってしてて、
道路の街頭も半分以上ついてなくて、

すっごく暗くなりました。

関西はホントに普通だったのに、、、
むしろ新潟くらいまではなにも違和感なかった。


それは秋田も同じで
震災の影響を改めて感じました。


秋田も被災地だけど今はもう普通の生活は出来ていて
ガソリンと電気くらいです。
それでも十分なくらいなんだと思う。

でもその暮らしに有り難さを感じる以上に
後ろめたさみたいなものがある、、、

北海道や関西にいる間は感じないけど
秋田に戻ってくると
何をしていいのかが分からなくなってしまいます。

今被災地のために自分にできるのは
節電、燃料の節約くらいしかないけど

スキー選手としての活動は
自分の活動は
果たしてしていっていいものなのか、、、

こんなときに

という言葉をよく言われます。

その通りだと思うし、間違ってない。

でも
こんなときだけど、
っていうのは間違ってるのでしょうか。

スキーで言えば
沢山のレースがキャンセルになり、
秋田県内のスキー場は営業を辞めています。

そんな中で

環境を求めてしまおうとする私は
スキーヤーとしての活動を続けようとする私は
強いのか、
人として冷めてしまっているのか、

正直、
何が正しいのか分かりません。


でも何に対しても全力でできることをやりたいから、
もう少し葛藤してみようと思います。