自称元AV男優というお客様が来た。

それを聞いてすぐに、嫌だなと思った。
なぜなら、元AV男優という自信があるがゆえに自分本位のプレイになるからだ。

まずは自己紹介がてら、自慢話を聞く。
たいくつな時間。

だってお相手の女優さんだって、仕事でしょう?
どこまで感じてるかはわからないけど、ほぼ演技でしょう?

たいくつな時間が終わったら、プレイだ。
もう恐怖でしかない。

その人は特に
「俺すごいでしょ?」
「こんな客いないでしょ?」
こんなような事を連発していた。

当然、うまいわけない。
こちらも演技だ。
当たり前。

いつもなら演技だけで済むのに、そのお客様は褒めてあげないといけない。
だって自信満々なんだから。

ちょーめんどい。

痛いのなんのって。
AVじゃないんだから。

見て楽しんでもらうやり方と
実戦は違う。

怪我しなくてよかった。


もう来ませんように。