正しいこと、間違ったこと。
白か黒か、マルかバツか。
それだけにこだわってしまうと、人生はとても生きづらくなる。
40代になると、
子育ての悩み、仕事の悩み、親の介護の悩みが一気に押し寄せてくる。
すべてに答えを出してしまえば、心は軽くなるのかもしれない。
けれど同時に、その答えは
もう後戻りのできない、消ゴムで消せないものになってしまう気がする。
答えを出すことは、
選ばなかった未来を自分の手で閉じてしまうことでもある。
だから私は、答えを急ぐことに少し慎重でいたい。
そんな時、
白でも黒でもないグレーな世界が
私の心をそっと軽くしてくれる。
マルでもバツでもない△を知ることで、
矛盾を抱えたまま生きていてもいいのだと思える。
迷いながら、揺れながら、考え続けることも、
ひとつの立派な選択なのだと。
だからあえて、白でも黒でもないグレーを。
マルでもバツでもない△を。
それを自分らしい生き方だと胸を張れる40代でいたい。
答えを出さない勇気を持ちながら、
今日も△のままで、生きていく。
