さよなら三角、また来て四角。


子どものころ、
よく口にしていた魔法の言葉。

ふと考えると、
とても不思議な言葉だと思う。

さよならは、三角。
三角形のように、
いくつかの角を越えていけば、
またどこかで出会えるのかもしれない。

そして、また来て四角。
四角はまっすぐのようで、
少し遠回りをして、
曲がらないと同じ場所にはたどり着けない。

人との別れも、きっと同じ。

簡単には再会できないけれど、
見えない先で、
また巡り合う可能性がある。

その間には、
いくつかの尖った自分を
少し曲げる勇気も必要で。

また来てほしい人ほど、
すぐには会えないことも多い。

いろいろな事情が重なって、
今の場所からでは
すぐに会いに行けないこともある。

さよなら三角、また来て四角。

三角と四角を組み合わせながら、
人は無限の幾何学模様をつくって、
人生のかたちを作っていく。

そしていつか、
自分だけの輝きを放つ。