突然ですが

NICU


ってご存知ですか?



NICUは

新生児のための集中治療室です。



我が家では

長女、長男がお世話になりました。



  長女(6年前)



夜中の出産でした。



当日

娘を抱っこする時間もなく

別室で一旦預かると言われ帰宅
(※このときは何も知らない)




翌日

から泣きながら

「緊急搬送されるからすぐ来て欲しい」

という電話




到着

何も聞かされないまま救急車に乗り

「ギョニンセンの疑い」と話す救急隊員
(ギョリンセンがギョニンセンに聞こえてました)




救急車内

何も出来ずネットで「ギョニンセン」と

検索する父親(私です)





そんな感じで搬送先の病院に到着し

1〜2時間、娘と離れて待っていました。
(ネットでギョニンセン=魚鱗癬を突き止める)


その間

ネット情報で不安になり



何故、娘が?

え、難病?

1歳まで生きられない?




軽くパニックになりつつも

「自分の聞き間違いかもしれない」


気持ちを落ち着かせ

永遠にも感じる時間を

独りで待っていました。





そこからの流れはよく覚えていません。

ただ魚鱗癬

聞き間違いではなかったため

 とにかくを不安にさせまいと

ネットから得た


「良い情報」


だけを説明し

「大丈夫やからゆっくり休んで。」

と話していたような気がします。





話は逸れましたが

その日から娘はNICUに入院することになり

離れ離れの日々がスタートしました。



NICUでの面会は1日1回

数時間しか娘に会えない。



なんてことを思う暇もないほど

次々に残酷な事実を告げられます。



耳が聞こえていないかも

歩けないかも

臓器に障害がでるかも



お医者さんって

こーゆうこと軽く言いますよね。
(主観です、すみません。)





まぁまぁエグいよ?滝汗





おかげでNICUへ通うたびに

不安になっていったのを

覚えています。



ただ
 
NICUの看護師さんたちは

本当に良くしてくださいました。


 
例えば


「今日から皮を柔らかくするために
頭にオリーブオイルを塗ってみました」
(もこみちかよ!)

とか

「今日はお風呂でたくさん薄皮がとれて
お肌がキレイになりましたよ」

とか

「足の皮が剥けてツルツルになりました!」

もこ

「仕上げにオリーブオイルをかけると」

これは言ってないか。



という具合に

行くたびに

嬉しい報告をしてくださいました。


おかげで

次第に通うことが楽しみになり

面会が待ち遠しくなりました。



※頭に「もこパック」を施された愛娘





そうなると今度は

「いつ一緒に帰れるのだろう。」

と考えるようになっていきました。



結局

娘は3週間で退院できたのですが

その間の

看護師さんたちのケアのおかげで

入院時とは別人のような姿で

退院することができました。



本当に感謝しています




そこから家族3人の生活がスタートし

6年後には息子が産まれ

またNICUにお世話になるのですが


長くなってきたので

その話はまた次回

書かせていただきます。





余談ですが

「もこパック」をpickしようと検索しましたが

楽天では販売していませんでした。






それでは、また。