夜の街を駆け抜けろ!

ナイトストライカー(TAITO CORPORATION 1989)

 


この筐体で遊べるゲームセンターは国内で確認されているのは2店舗です。他に何軒あるのだろうか?

 

1. レトロゲーセン ザリガニ

〒556-0002 大阪府大阪市浪速区恵美須東1-21-4

https://twitter.com/RETROZARIGANI?

 

2. 秋葉原 Hey

東京都千代田区外神田1-10-5廣瀬本社ビル1階~4階

株式会社タイトー|店舗詳細Hey(東京都・千代田区) (taito.co.jp)

 

 

もしお近くに来る機会がありましたら、是非ともお立ち寄り下さい。こんな時代ですから、100円で遊べるなんてことは無くなる気がしております。

 

海外では、以下の様なアップライト筐体も存在する。

US版(TAITO AMERICA CORP.) 

 

 

以前アフターバーナーⅡやスペハリで使いました自作コントローラ部をそのままナイトストライカーでも遊べる様にしたい!ということで、中間ハーネスの製作をしました。



 

 ご承知の通り、真ん中に操縦桿がありまして、自機(インターグレイ)を操作し、そのジョイスティック部にあるトリガーか、左右に配置している30φの発射ボタンで弾を撃ちます。


基板上のDIPスイッチのセッティングで7発/secか、10発/secの連射設定が出来ます。但し、トリガーだけが連射が出来、左右ボタンは、連射に対応しない仕様です。


 基板は2枚構成で、サイズはギリギリテーブル筐体に入りそうなサイズ感です。


遂に電源投入(火入れ)の時がやって参りました。

電源系統の配線に間違いは無い筈だと自分に言い聞かせて電源スイッチを入れます。「バチッ!」




ディスプレイ画面上には、


あのNo Signal の文字が…。 またかぁ。

音も出ているのか? 何だかよく分からない。



色々、修正を重ねて


どうにか動きました。

バンザーイ😊




基板上のDIPスイッチ Aの3番をONにすることで、TESTモードに入る事が出来ます。


STARTボタンを押すごとにTEST項目を進め、操縦桿のX軸、Y軸のゼロ点調整を行います。

実際、ナイトストライカー筐体にはその調整用ボリュームがあります。

 

以下のテスト画面は、アナログジョイスティックの縦軸(V)と横軸(H)を共に00になる様に手動で調整したところです。

❌印の基準点が中央部に来る状態としなければならない。

 

 

自作したアナログジョイスティックのX軸、Y軸調整ボリューム板(+5V電圧計付き)これが無いと恐らくゲームにならないと思われます。


可変抵抗器(ボリューム)は、ナイトストライカーの取説を参照し、以下の物を使用しています。

RV24YN型 1kΩ RV24YN20SB102 東京コスモス電機製|電子部品・半導体通販のマルツ (marutsu.co.jp)

 


テスト画面で、サウンドテストも行えますが、音が鳴り止まず、更に前後の音が重なりイマイチです。

残念ながら、テストどころではありません。

 

 

 

 

 クレジットを入れまくり、どうにか最終ステージをクリア。最終面(Stage S)では、自機が急にバイクに変わっている。そもそも1989年当時は、ナイトストライカーが地元では見たことすら無かったですし、どちらかと言えばチェイスH.Q.を遊ぶ機会が多かった。


正直な話、当時このゲームを遊んだ事が無かったので私にとっては新作ゲームです。ダライアスの様にステージクリア後に分岐していき、最終面のエンディングもそれぞれ違うっぽいので、全ての最終面を今後確認したいですね。しかし、最終ステージは怒涛の攻撃でとてもノーミスクリアなんて出来ませんよこれは。


スペハリとは全く異なる世界観であり、左右のスピーカーからのBGMも最高です。とにかく凄い。

あのライトストリーム・システムを再現したいが、実際の筐体で構造を確認しないと厳しいですね。

一度構造を見たら、頑張って何とか自作出来そうな気もします。