今日は息子の誕生日です。


昨年と同じように

息子は昨晩、友達とカウントダウンに出かけ、たくさんのプレゼントをもらって帰ってきました。


息子は大学4年、来春には社会人になるので、こんなふうにお友達と誕生日をカウントダウンしあうのも今年が最後だと思います。


プレゼントも、食器セットやパジャマなど一人暮らしに役立ちそうなものも多かったです。そんな中、面白いプレゼントがありました。


こんなケースに入った


月の土地の権利書です。


月なんて誰のものでもないと思っていたけど、もうこんなものが売買されているんですね。最初に売った人はどこからその権利を手に入れたんだろう、なんて疑問がわいてもきますが…。


こうして、息子は22歳の誕生日にサッカーコートくらいの大きさの月の土地を手に入れました。

いつか彼がそこへ行く日が来るのかな。


そんなことを思いながらも、息子からこの権利書を見せてもらっていると、彼は男だけどかぐや姫のように私のところへ来ていて、もう月に帰るんだよ、と言っているようなおかしな気分になりました。



今日も彼は別の友人たちとのお祝いに出かけていました。夜には帰って来たので、



すき焼きを食べに行きました。

一緒に暮らして迎える誕生日はこれが最後です。


かぐや姫ではないけど、私のところへ来てくれてどうもありがとう。


私は、彼が巣立って行ったら、月を見上げながら彼を思うかな。

月の土地の権利書、コピーしておこう。

月の土地の権利なんて怪しげな商売、なんて思ったけれど、案外私も夢をみせてもらったのかも。