私は以前にも書きましたが、地域の役員をながらく務めています。
https://ameblo.jp/mihuyu2020/entry-12662339667.html
そして、今年はオリンピックパラリンピックの地域ボランティアスタッフに、地区役員が一括して登録していました。残念ながらコロナでやることもなくなり、登録したことも忘れていました。
それが、今日こんなものが届きました。
ボランティアスタッフ用のネックストラップ。
余ってしまったんですかね。
何もしていないのに、記念に、といただいて手に取っているうちに、不思議な気持ちになりました。
何もしていないのに、さも何かやったかのような記念品。
世の中にはこういうこともきっとたくさんあるんだろうな。特に何もしなくても手に入れてしまうこと。
あるいは、少しの努力で手に入れられる人と、どれだけ努力しても手に入れられない人と。
努力できる環境の人と、努力すらできない環境の人と。
今、自分が手に入れているものは、自分の努力の結果なのかな。この記念品のように、何もしていないのに手に入れてしまったものもたくさんあるんだろうな。
そして、こんな記念品が虚しいように、何もしないで手に入れたものばかりの人生もきっと虚しいんじゃないかと思います。
そう考えると、人生も、何を手に入れたか、よりも、何を手に入れようと頑張ったか、の方が大事なのかな、という気がします。たとえ何も手に入れられなかったとしても、そんな人生の方が人生そのものに価値があるような。
このボランティアに限らず、コロナで中止になってしまったものはたくさんありますよね。その中には、夢や目標であったものも多いと思います。それがなくなってしまった悔しさはどれほどのものかとは思いますが、それに向かって努力してきた時間は無駄ではないし、それこそが価値のあるものだと感じます。
今は、そんなこと慰めにもならないかと思いますけど…。

