彼が急性リンパ性白血病を告知され
このままなら余命半年と宣告されてから










ふと




もうすぐ半年
訳がわからない状態で入院して
抗ガン剤治療を開始
抗ガン剤の副作用の予防のために
あらゆる抗菌剤、抗生物質、吐き気どめ
除菌剤を予防的に使って
脱毛、末梢神経障害、味覚障害、体重減少
貧血、ムーンフェイス、全身浮腫、etc
を経験して
予後の悪い、完治しにくいフィラデルフィア染色体が陽性と判明して
骨髄移植しても3年生存率は75%だと言われて
骨髄移植しても必ずGVHDは起こるし、感染も何処に起こるか分からない(後遺症が残ったり致命傷になるかもしれない)
骨髄移植の前処置の抗ガン剤や放射線照射で様々な副作用が起こる
この半年、恐ろしい現実と
起こるかもしれないリスクに怯えながら過ごして来た
目の前にいる愛する人の様々な変化
どうしてあげる事も出来ず
そばに居て手を握る事も出来ない無菌室
先の見えない不安
再発の不安
感染の不安
経済的な不安
自由にならない患者の苛立ち
様々な症状による患者の苦痛
外見的変化に対する患者の思い
患者に寄り添おうと思う心
常に励まして前に向かわせようとする思い
動けない患者の代わりにしなければならない日常
様々な身の回りの世話
患者に見せまいとする家族の不安と苛立ち
時間にも追われる日々
体力的にも疲れが溜まる
当事者にしか分からない不安と気持ち






色んなストレスが溜まってくると
自分でも自分がコントロールできなくなって
心の声が口らか出て来てしまった
病院の駐車場でよその子供が泣き喚いていた
「うるさいなぁ
病院に子供なんか連れてくるな
」と相手には聞こえなかったが私の口から乱暴な言葉が出て来た
抑えられなかった
家でも些細な事が鬱陶しくて乱暴な言葉が出てる



ふと




何気なく、ずっと気になっていたクッションフロアをゲキ落ちスポンジでこすってみた
ゴシゴシと擦ったら想像以上に綺麗になった
嬉しくなった
一石二鳥のストレス発散を見つけた
お掃除の苦手な私が
掃除をしてスッキリする
という事に初めて気づいた
イライラ解消はコレかな