日本の音楽を聴くことも最近なかったのですが、何か作業用に流そうと思っても検索するのに30年前までの歌手や曲しかしらないので何を聞いたらいいのかわからない。

 

思い出すのも何かきっかけがないとなかなか・・・・。

 

思い出せる名前って考えてオメガトライブから杉山清貴、そしたら最近も歌っていることがわかりおじさんになった杉山清貴を聴いたら変わらない歌声で素敵だと思った。

おじさんになってからもいいなと思った歌手は他にもいて、もともと好きだった甲斐バンドの甲斐よしひろの60代になってからのコンサート映像は観てしびれた。

あとは若い頃は魅かれなかったけれど、おじさんになってから歌っているのをみて興味を持ったのは竹本孝之、郷ひろみ、田原俊彦、布施明。特に布施明はテレビにたくさん出ていた頃は全く好きではなかったのに、晩年の姿も歌声も最高。

 

他に晩年に歌っているのは聴いたことはないけれど、昔の映像を見てうまいなあ・・・と感じたのはクリスタルキング。

彼らがポプコンに出ていた時に私は高校生でリアルで観ていたので知っているけれど、当時は特別興味を持たなかったし、なぜ彼らが優勝したのかもわからなかったけれど、今聞くとそのすごさが理解できる気がする。そしてつい聴いてしまう。

 

昔のことを懐かしく思い始めたらもう人生の終了も近いのかなとか考えちゃったけれど、もうひとつ興味が出てきたのが、当時の漫画の主人公たちの今が知りたいなとか。

中学、高校、大学生当時に見ていた連載漫画の主人公たち。最終話の年齢からもし今まで同じように年を取っているとしたら、彼ら、彼女らも私と同じかそれより少し上ぐらいの年齢になっているはず。

どんな人生を送って、どんな老後を迎えているのか。

暴れていた少年が今は孫や曾孫世代の子供たちに説教しているのかな。

家族に恵まれて幸せな人生を送ったのかなとか。

架空の人物だから想像でしかないんだけど、同じ世代を生きた主人公たちの今の姿が気になる。

ドラえもんとのび太のその後の姿を描いたもうひとつのアニメがあったりするが、あんな感じ。

みんなそれぞれに幸せになっていてくれたら嬉しい。

 

世代が変って、共通の話題が見つからなくなって、特に外国にいるから家族とも見て来たものが違うから同じ思い出がない。

その寂しさからそんな風に思っちゃうのかなとかも考えたけれど、違うよね。

思い出は一緒にいる人たちと新しく作れる。

 

ただ日本で暮らした10代、20代のことが妙に思い出されるのである。

その時代に戻りたいわけではない。

私にとっての幸せは常に「今」だから。