2019年10月1日のフジテレビ系列9時からの2時間番組のどこかに、私が映ってるかも。
インタビューされたので。
映っても一瞬かな。

マレーシアの「安さ」をアピールする番組でした。
たしかに、聞かれたものは「日本に比べると安い」。
タクシー代とか。
家賃も東京に比べたら安い。


「教育についてインタビューさせて欲しい」ということだったのですが、教育については一切聞かれませんでした。
教育費言ってしまったら安くなくなるものね…w
まだまだ、「日本以外のアジアの魅力」は「安い」と言いたいんだなぁ…と感じました。


そこじゃないんですよね。
このブログでも何度も書いてますが、
マレーシアの良さは「多様性」です。


そして正直に言うと、マレーシアはもう安くない…
当たり前だけど幼稚園保育園〜高校まで無償とか無いですからね!!!
血涙出しながら払ってますからね!!!



その番組、観たいような観たくないような…
マレーシアは安い、という「嘘」に加担する気がしてしまってます。
まぁ、観れないんですけどね!笑い泣き笑い泣き笑い泣き





さて。


2年前、
Mid term breakに某有名リゾートアイランドに行きました。
全島がホテルのプライベートエリア。
我が家には滅多にない豪遊です。
全てが素敵な旅でした。基本的には。



そんなリゾート地で。
朝から循環バスに乗って、西側のビーチエリアにほぼ一番乗りで行ったところ…




ゴミ、ゴミ、ゴミ、ゴミ、ゴミ、ゴミ…


ペットボトル、プラスティックバッグ、その他、海に浮かぶ大量のプラごみ。
砂浜にも大量のプラごみ。


絶句。
正直、私が真っ先に考えたのは「高いのにコレ!!」です。



それを見た長男アル。

ゴミを拾い始めました。
私と息子のレベルの違いよ…




波に流されないところに集めておけばホテルの人が捨ててくれるよね、と言いながら広いビーチを一人でひたすら拾って歩いていました。


しばらくすると少しずつお客さんも増えて
普通のビーチの風景に。




ふと気がつくと。
ビーチにいる人の殆どがゴミ拾いをしてました。
海で少し泳いで、ゴミを掴んで浜辺に戻る。
子どもと遊びながらゴミを拾って端に集める。



みんなゴミ拾いしてました。
上の写真。
よく見ないとわからないと思いますが、みんな下向いてるんですよ。ゴミ探してます。
最初見た時に比べると凄く綺麗になってます。
最初は手前の枯葉と同じレベルでゴミだらけでした。


うちの長男は、正直変わってます。
とにかく色んなものが怖くてすぐパニックになって前後わからなくなって暴れます。
そして自分の考えは絶対で、私がいくらアドバイスしたって、一切聞きません。右から左です。
こっちも疲れます。




でも、なんだろう。

ちゃんと行動に移すんですよね。人の目とか、自分一人では意味なんてないとか思わずに。
計画性は皆無なんだけど。
それを見て、一緒に行動してくれる人もいるんですよね。

それが母親である必要なんてどこにも無くて、
彼は彼でちゃんとやっていける。



わかってないのが歯痒いと思うことも多いんだけど、もしかしたら間違ってるのは私なのかもなぁって思いました。
私のアドバイスなんて何の役にも立たなくて、別に要らないから聞かないだけかもなぁ。



多分彼には上手く生きようとか、そんなの無いんです。
「ゴミがたくさんある、海が汚れてる、目の前のゴミを拾おう」。




それを見て、みんな黙ってゴミを拾いはじめた。
スタッフに掃除するよう言いつける、ではなく。
みんなリラックスするために来たのに、黙ってゴミを拾う。




自分一人の力なんて意味無い、と思わずに行動に移すことが大事なのかもな、とアルを見て思います。