油は何を使えばいい? | 未来のあなたから感謝される アラフォーからの生活習慣立て直し術

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このままでは将来マズいと気づいたあなたへおくる、肥満と痛みにさよなら。薬に頼らないで健康に生きる、自然生活を送る方法をお伝えします。

 

 

こんにちは。

 

ウィリアムズ美帆です。

 

 

 

7号食(玄米+ごま塩のみ)7日間を終えて、

6号食(玄米+具なしみそ汁)を2日

5号食(玄米+みそ汁+漬物(ザワークラウト))中です。

 

 

 

ただ、おとといあたりから、甘いものが

食べたくて食べたくて、

なんだか悲しい気持ちになり、

気分が落ち込みましたので、

 

 

小豆に、ナツメヤシ(デーツ)を入れて炊いて、あんこを作りました。

 

 

それを、葛餅にのせて食べましたハート

 

スティックブレンダーでこしあんにしたよ。

 

 

いつもはコレに米飴をかけて食べる

子供たちですが、何もかけずに食べていました。

 

 

 

7号食、6号食5号食をやってみて、

身体の中は多少きれいになったと思います。

 

 

舌が真っ白になったので、

腎臓も解毒もされていたと思います。

(腎臓の解毒のサイン)

 

 

激増中だった体重もベストの状態まで

落ちました。

(単純に間食が減ったおかげかもだけど)

 

 

でも、気持ちが落ち込んで、

悲しい気持ちになるのが続くと、

デトックス期間を終えた時に

爆発して、また食欲が止まらなくなりますし、

 

 

1日中悲しい気持ちで過ごすのは

もったいないですからね。

 

 

折り合いつけながらやっています。

 

 

 

 

油のこと

 

以前、ドレッシングの話をしているときに

少し触れました、油のお話です。

 

 

脂質は私たちが生きていくうえで

必要な3大栄養素の一つです。(脂質・糖質・たんぱく質)

 

 

糖質がエネルギー源になるのに対して

 

 

脂質は、エネルギー源、エネルギーの貯蔵、生体膜の構成成分、血管の保護、免疫や炎症を調整する機能、細胞同士の情報を伝達する機能などなど、かなりの重役を担っています。

 

 

 

脳は60%が脂質でできていると言われていて、

良い脂質を摂ることが、脳の働きの良しあしを

決めると言っても過言じゃないんですね。

 

 

 

 

油の種類

 

 

じゃあ、なんの油を摂ればいいのと言うと

 

表を作りました。

 

病気にならない暮らし辞典を元に作りました。

 

 

脂肪酸には3つ種類があります。

 

1.飽和脂肪酸

2.不飽和脂肪酸

3.トランス脂肪酸

 

 

1.飽和脂肪酸

 

飽和脂肪酸は常温で固体化する油(脂)の事で、主に動物性食品に多く含まれています。パルミチン酸、ステアリン酸を多く含まれていて、必要のない(取らないほうが良い)油とされています。

 

 

2.不飽和脂肪酸

 

不飽和脂肪酸はその中で2種類に分かれていて、一価不飽和脂肪酸と多価不飽和脂肪酸があります。

 

 

栄養ドリンク一価不飽和脂肪酸

一価不飽和脂肪酸はω‐9系の油で、オレイン酸を多く含む油です。オリーブオイルや菜種油がそれにあたります。

オレイン酸は体内で合成できる酸なので、外から摂取する必要のない油とされています

 

 

栄養ドリンク多価不飽和脂肪酸

多価不飽和脂肪酸は体内で合成できない酸で、外から摂取する必要のあるので、必須脂肪酸と呼ばれます。

 

その中でまた2つに分かれていて、ω‐6系とω‐3系に分かれます。

 

  • ω‐6系
    ω‐6系はリノール酸を多く含む油です。サラダ油や紅花油など、ほとんどの植物油がここに当たります。

    ω‐6系の油は、食べ物から摂取できる油なので、植物油からとる必要はないと言われています。

     
  • ω‐3系
    ω‐3系はα‐リノレン酸を多く含む油です。青魚や、EPA, DHA、アマニ油、えごま油に多く含まれます。

 
人間が必要とする油は、この中の
必須脂肪酸と呼ばれる油(ω‐3とω‐6)なのですが、
 
 
上にも書いてあるように、
ω‐6系の油はきちんとした食事(コンビニ食やファーストフードでない)から十分に摂れる油で、植物油からわざわざ取る必要はありません。
 
 
大切なのは、ω‐3とω‐6のバランスなのですが、
現代人の油のバランスは、理想的な1:3(ω‐3:ω‐6)に対して、(1:40)にもなると言われます。これは炒め物や、揚げ物、ドレッシング、洋食中心の生活が原因だと考えられています。
昔ながらの日本食は煮物が多いですからね。
 
 
 
なぜこのω‐3とω‐6のバランスが大事なのかと言うと、
 
このバランスが崩れると、
身体の中で炎症が起こるんですね。
 
 
 
 
ω‐6に多く含まれるリノール酸は血液を固くしたり、アトピー性皮膚炎や花粉症などのアレルギー症状を引き起こします。
 
 
ω‐3は血液をサラサラにして血液の流れを良くします。
 
 
ω‐6が過剰になった場合の弊害としては、
 
 
炎症、アレルギー、癌、
心筋梗塞や脳梗塞が挙げられています。
 
 
 
アトピーなどの皮膚の炎症は、リノール酸が過剰になることで引き起こされるようです。
 
 
 
 
こうしてみると、ω‐6が悪者のようですが、
ω‐6も必須脂肪酸には変わりなく、
これが全く足りてないと、
出血をしたときに、血が止まらなくなったり、
感染症にかかった時に、
炎症を起こして、戦うことができません。
 
 
あくまで、バランスが大切なんですね。
 
 
ただ、先ほども書きましたように、
ω‐6は、食材からとることができるので、
油からとる必要はないということです。
 
 
 
じゃあ、揚げ物や炒め物をするときに
アマニ油にしたらいいじゃんとなりそうですが、
アマニ油などのω‐3系の油は酸化しやすく、
熱を加えてはいけないんですね。
 
 
 
なので、ドレッシングに使ったり、
バターの代わりにパンに付けたりすると良いです。
 
 
 
 
そして、オレイン酸を多く含む
オリーブオイルなどのω‐9系の油は、
炎症を起こしたりすることに直接関係はないのですが、
リノール酸が多く含まれるものもあり、
そういう油はやはり、ω‐6のように、
炎症を起こしやすくします。
 
 
 
ω‐9は体内で合成できるものなので
必要以上に取らないほうがよさそうですね。
 
 
 
 
3. トランス脂肪酸
人工的に作られた油です。マーガリンやショートニング、コーヒーフレッシュなどはコレに当たります。取るべきでない油です
 
 
一番取るべきでない油は
トランス脂肪酸です。
 
これは論外です。
 
 
人工的に作られた油ですので、
自然界にあるものではありません。
 
 
マーガリンは、食べるプラスチックと呼ばれます。
 
 
マーガリン、ショートニング、コーヒーフレッシュのような腐らない者は、身体に入れてはダメです。
 
 
これらは、市販のクッキーやケーキ、菓子パン、フライドポテトやスナック菓子などに使われます。
 
 
 
トランス脂肪酸は悪質で、DNAを損傷し、その害が肺に出ると、喘息として現れたり、皮膚に出ると、アトピーになったりもします。
 
 
その他にも弊害として、
動脈硬化、癌、アレルギー性疾患、
クローン病、認知症などあげられます。
 
 
 
 
ここまで読むと、
 
 
じゃあ、何も食べられないじゃ!
 
 
となりそうですが、
 
 
 
 
まず、前提として、
身体は、油(脂)と、砂糖が苦手。
と言うことを覚えておいてください。
 
 
油と砂糖は、身体のあらゆる
不調に関係しています。
 
 
 
それを踏まえたうえで、
上記の油のいろいろを知識として知っておくと
良いかと思います。
 
 
 
 
そして、おいしく楽しく食べるには
全てのものを取り除くことはできません。
 
 
 
 
トランス脂肪酸は絶対に取らない!!!
とすると、外でケーキやお菓子は食べられなくなります。
 
 
 
ω‐6は絶対取らない!!とすると
炒め物や、揚げ物はできなくなります。
 
 
飽和脂肪酸は取らない!!とすると
お肉は食べられなくなります。
 
 
 
なので、「絶対取らない!」じゃなくてね、
なるべく摂らない。
 
 
使う場合は、質を重視して使う。
 
やはり、国産のものが良いでしょう。
 
 
我が家は、油のいろいろを
知ってから、炒め物はほとんどなくなりましたが、
それでも作るときは、
 
 
 
鉄(cast iron)のフライパンを
良く温めて、ココナッツオイルやラードを引き
オイルが温まって、フライパンになじんだら
拭き取ります。
 
 
鉄フライパン
 
 
 
それでも全然くっつきません。
そのくらいの量で大丈夫です。
 
 
 
または、蒸し炒めもオススメ。
 
 
 
フライパンに材料を入れて、
水を少量入れ、蓋をしめて蒸しながら
炒めます。
 
 
 
 
私もいろいろ勉強していますが
これを知ってからだって、
 
 
パンにバターを塗って食べます笑
 
 
 
 
 
アマニ油にする時もあるけれど
やっぱり、バターがおいしいですもんもぐもぐ
 
 
 
 
市販のお菓子を買わないようにして、
家でシンプルなおやつを作るようにするなど
でもだいぶ違ってきます。
 
 
 
ケーキを食べるにしても
市販のケーキを食べるのと、
家で作ったケーキを食べるのとでは、
材料が変わってきます。
 
 
 
バターや砂糖を使ったとしても
トランス脂肪酸のショートニングや、
マーガリンやふわふわを保つための
他の添加物が使われているケーキに比べたら、
ずいぶん健康的です。
 
 
 
普段何気なく食べているものを
少し見直すだけで、だいぶ変わってくると思います。
 
 
 
「ハレ」と「ケ」と言う言葉がありますが、
「ハレ」は特別な日。
「ケ」は普段の日です。
 
 
 
「ケ」の食事をしっかり見直せば
「ハレ」の日は少しぐらい羽目を外しても
大丈夫だと思っています。
 
 
 
 
基本としては、「ケ」の食事はやっぱり
ご飯と汁物と、煮物のおかずを中心に
するのが、ベストなのかなと思います。
 
 
 
 

 

それでは、

 

 

なんだか難しい話になってしまいました。

 

 

今日も最後まで読んでくださってありがとうございました音符

 

 

ステキな午後をお過ごしくださいねカップケーキ