1. 父母とワタシの記録 2024年7月① | 飽くなき妄想の果て

1. 父母とワタシの記録 2024年7月①

私の親孝行

 

これからの自分の為に、

息子たちの為に、

ちゃんと記録しておかねばなと、

アタクシの両親の事を書いておこうと思う。


 

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父上撮影

『門扉の段下に咲いた可愛いお花』


 去年2023年の話


丁度一年前、父からLINEで、母上がパーキンソン病の疑いがあるので、大きな病院でMRI検査をしてもらうのだけど、その病院が交通的にちょっと行きにくいんだよねーと言う連絡が来た。

遠回しに、連れてって欲しいって事なのかな?と、思って「朝迎えに行きますんで」と、アタクシ。

でも、父上曰くの返答「俺が連れて行くから大丈夫」

ここで、ちょっとおかしいなとは思ってた。

せやかて、以前、大きめな病院に検査するとか入院するとかの時は、送り迎え行くからねって言うたら「ありがとう〜 助かるぅ〜」って言うたはったんですわっ

そう

それは、コロナの前。

コロナの間は、もちろんこちらも仕事もなくお外にも出られない上に、お隣さんなんかときたら、ベランダでコロナにかかりまして〜とかって電話してんのか、大声で喋ってるわで意識低すぎる系の近隣住民だらけのスラム街住まいなもんで、余計に高齢の父母にも会えず…

そのうち、会わないのがお互いのため的になっていて、それが普通になっててほんのちょっと前の事も忘れてしまっていて、ついつい連絡を取り合うのもおろそかに…


そして、その年の暮れ…

ちょいちょい母上がこけてると言うのを聞く。父上も巻き添えになっているとのこと

この頃から、毎日毎日父母の事が心配なのに、すぐに行けない行かない自分がもどかしくて、父と電話しながら号泣w

「迷惑じゃないヨゥ…遠くないヨゥ…」←父が何を言ったのかは覚えてないけど、自分が言った言葉は覚えている。

ちょいちょい泣いてまうんで、情緒不安定なのか!? え!? 更年期的な感じなのか!? とアタイ自身の中身にも怯えながら現在に至る。

両親ともに、動けなくなってきているのは見るに現実。

そして、実家は二階建てで、特に急な階段で非常に危険なので、二階部分には二人とも上がって欲しくないと言うことで、年末の大掃除しようと単身実家に乗り込み、勝手に大掃除というか整理整頓をしに帰ったのが12月20日。

この年から、アタイら夫婦が実家の永代供養の四天王寺さんへのお参りや、清荒神さんのお参りを代わりに致す事になった。


 とうとう事件が起きた


2024年7月11日。

梅雨の時期って、頭痛でどんより目が覚める日が多いんやがね

この日も、ちょいと頭が重くて枕に顔を押し付けるようにして倒れてたんすけど、スマホがブィブィ言うんで出てみたら、父上の何とも沈んだ声


「あの… 来てくれへんよな… ばーちゃんがな… あかんねぇん… ばーちゃんが立たれへんようなって、ワシが起こそうとしてんけど重ぅてな… ほんだらワシも、グキってなってしもうて… ばーちゃん起こされへんくて、今もばーちゃん机の下で動かへんしな… etc」


アタクシ、この時ムスコ達の弁当も作れず、頭痛でドロドロと白目剥いて寝てたんで、めっちゃしゃべる父上の話の内容が全く入ってこなかったんやが、とにかく来てほしいと言う事を言いたいのだとだけ理解。


「とにかく行ったらエエんのん? 行くから、待ってて」


とりあえず、急ぎらしいので、顔だけバシャバシャ洗って、車に飛び乗りグルグルと父が語った内容を考えながら片道25km先の実家へ向かう。

助かることに、我が家は都心部なんで、通勤渋滞後の朝の時間とか郊外に向かう高速道路は大体空いてるんすよね〜

というのもあり、50分弱くらいで実家に到着して、「ただいま〜」と、玄関を開けた瞬間、衝撃の光景。

おトイレのちょいと前で、這いつくばる母上。その斜め後ろで、何とか母を起こそうとしている父上。

なにごとぉぉ!?ポーン

玄関に荷物を投げ捨てて、母上に駆け寄ったらねぇ 母上曰く「行きたくなるより前にトイレに行こうと思って、ここまで這ってきてんけどなぁ」と、言うんですわっ

助け起こしつつ、母上をトイレに突っ込んで、ここで改めて思う。6月に、母がパーキンソン病であるという診断が下っていたので、こう思った。


あぁ とうとう母が立てなくなってしまった。


その後、リビングの椅子に母上を座らせて、少し話を聞くと…

朝食を作る最中に、落とした物をちょっと拾おうとしたところ、そこから急に立てなくなったとのこと。

これは、近所に住まう姉君にもそろそろちゃんとこういう現状を知らせておかねばならんのではないか?と、進言するも、渋る父上。

実家と姉一家の関係性が、今、どんな状況とか全然知らんアタクシですけど、何のために数百メートル先のURに住んでんだい?と、謎だけを残して、とっとと帰れと言われ、何だか心配なまま追い出されるように帰った大忙しの午前でした。


 丘の上の大きな病院


母上が心配なまま、父上から今度は自身を病院まで送ってくれないかという依頼。

近所の主治医の所見で、父上の背骨の曲がり具合や痛みについて、7月19日に大きな病院で専門医に診てもらえるように予約を取ってくれたそうで

朝10時に予約で、20分前には病院受付に来てくれといわれているんだと。

そうするとアタクシは、「自宅を8時には出ないとな〜」と、父に言うたところw 

「えっそんな早くなくていいんじゃね?」という、ちょっと馬鹿にした感じの返答が返って来たんで、8時半ピッタリに家を出てやりましたところ、やっぱりちょっと朝の渋滞事情などあって、実家に到着したのががっつり9時40分でしたよっとw 片道25㌔って、簡単に言うがねぇそう上手くいかんのだよw

まぁそれでも、やっぱ元ジモぴーなんで、ちゃんと裏道知ってるし、10時前には丘の上の大きな病院には到着しましたけどね。


いやぁ、時間がどうのよりもw

ここからが、大問題でした。


今回、父上が診療や検査を受けるために、この丘の上の大きな病院にやってきたわけですが、母上を1人で家に残しておくのも不安ってことで、付き添いとして同行しますよって、車に乗せてきたんすがね…

その母上が、車に乗る前は、ゆっくりにしろシルバーカートを押して歩けていたはずが、病院の玄関口にて足を前に出せなくなってしまい、これはもう… 車椅子に乗ってもらうしか無いという方向に… 母上本人も、アタクシが「車椅子に乗る?」と聞いた瞬間、すぐに「うん」と頷いたので随分不安になってたんだろうなと思う。

母上車椅子ライドオン!!

その、母上を待合の椅子のあたりに残して、玄関口の車とめから駐車場に愛車を移動させねばならんのやが、これがw w w 時間的にも近場が満車でねw まぁまぁ駐車できる場所が遠かったんやわw それでも、はよう戻ってやらんと、父母大変やぞ!と、かなりな坂道を灼熱の枚方市の太陽を浴びながら、駆け上がり汗だく💦

やっと、病院玄関を潜ると、病院受付をしているナウの父上を見ながら、母上のそばに行こうとしたあたりで、受付カウンターで説明を受けている父上の様子が、おかしい…

持っていた杖を、パターンッと倒し、拾うそぶりもなく貰うた書類を持ってちょっとプルプルしていて…

汗だくのアタクシ、すぐに駆け寄って、杖を拾いながら父上様の肘を掴んでとにかく待合の長椅子へと誘導して座らせたんすけど…

様子を見ておられた、病院の方に、車椅子に乗ってください宣言されてw

父上も車椅子ライドオン!!

そこから、行く先々、「あれ!?2人車椅子!?」という感じでちょいちょいびっくりされるというねw


まずは、整形外科で初診からの、レントゲンを2箇所撮って、また整形で所見をいただくという流れの父上。

流れは、わかってるが、そこはどの病院も一緒かと思うけど、何かやるごとにまぁまぁな時間を待つ。

高齢者はね、ただ待つだけでもしんどいのですよ。座ってるだけでもしんどいのですわ。

ほんで、アタクシもw

ちょっとした移動なら、1人でもねぇ 父を動かし、母を動かし、と

倉庫番ってぇゲームを思い出しつつ、移動させるんやがw

病院スタッフさんって親切やねんなー

移動距離が長いぞ?と、なると、付き添ってくださったりお手伝いのスタッフさんを呼んでくださったり… ありがたい… 優しくて泣きそうやでほんま


↓診断の結果↓(アタクシはぎっくり腰だとしか聞いてない)

●父上の背骨が曲がった事に関して(急激に曲がったと本人は言ってる)→ パーキンソン病の可能性もあるので、脳神経内科への受診を後日に予約。


●腰がだるくて痛い事に関して(本人はぎっくり腰だと思っている)→ レントゲンで撮った初見によると、五番目の背骨がグシャっと潰れてグラグラになっている。いわゆる骨折していると言う事で、もっと詳しく見るために、その潰れた部分が以前からのものか、最近起きた事象(例えば母を盛り上げようとしてグキっとなったとか、尻餅ついたとか)によってできた新しいものなのかを診るために腰のMRIを撮って、もう少し詳しく診ましょうと言う事と、年齢的にも骨粗鬆症の具合も、骨折の原因かもしれないのでレントゲン検査をしましょうというわけで、次も検査からの診療になる。


こうして、丘の上の大きな病院で、車椅子の2人の周りで、あくせく細々と診察や検査、会計などの手助けを経て、父母を連れて実家へと帰り着いたのが14時ごろ。

へとへとの父母w

母上が、まずもって足を前に出すことが出来ない日がある。その上、父上が腰の痛みで歩くのが辛いという昨今、洗濯もできないしお風呂も怖くて入れないとおっしゃる。そして、普段綺麗好きの実家やが、リビングの床が今まで味わったことのないベタつき…

そういう現状、客観的に見てもマズいのではないか?と、アタクシ曰く「姉上に現状を知らせた方がいいんじゃね??」と、進言するも…また渋る父上。

更にツッコむアタクシ「何で、そこまで姉上に言いたく無いのん? お洗濯とか、ちょっとした掃除とか姉上にやってもらいなよっ」と言うとですね

母上曰く「お姉ちゃんは、仕事してるから」

え… アタシ…は…、暇人だとでも…… いや、時期的なこと言えば間違ってはないが…   うん全然間違ってないよね、こんな…仕事ちゃんとしてんだかわかんねぇってぇか、そもそも仕事内容なんか何やってんだかわからねぇんだものねw てか、いつ働いてんだよ?みたいな… あと、ゲームばっかしててごめんなさい……

父に至っては、その上… 丘の上の大きな病院の整形のお医者さんが、好かんだとか言うんで、「整形の医者なんか皆んなあんな感じだぞ!」とアタイ(足の指を柱にぶつけて骨を折った経験者の、骨折パイセンのアタイがかかった医者もサバサバした人やったというか、スポーツ系の医者多いんだろうし、そんな感じの医者ばっかいるのは当然だろと、ワタシハオモウヨ)

もう、勝手になされよとw

実家をあとに、淀川を下るようにしてアタクシは我が家へと帰っていったドチャクソ忙しい2024年7月19日でしたよっと。


後日、聞くところによるとw

この日の午後。

やはり、母上が疲れ切ってるせいというのもあって全く立てなくて、結局w 姉上に来てもらったんだとさw


何のこだわりやってぇーんwww


つづく…

【次回、こんな濃ゆい7月ははぢめてやっ☆それにしても、ガソリン高いなw】