消防士さん、
看護師さん、お医者さん、
警察官の方、介護士さん、
調理師さん、コックさん…
命に直結する職業の方、
こう考えるとたくさん。
わたしは、今年の3月まで
9年間保育士をしていました。
こちらのブログにかかれている、
消防士さんのお気持ち、
めっっっちゃわかります!!!
いつもありがとうございます。
保育士をやめたいま、
当時を振り替えると、
私は一生懸命、
こどもと、
保護者と、
職員と、
自分を、
常に見張ってたから、
苦しかったんだな~と、おもった。
子ども同士が喧嘩したら、
それで、相手に怪我をさせたら、
私の責任になる。
私が見てないところで、
何かあって、助けられなかったら、
私の責任になる。
プールで溺れて、
それに気づかなかったら、
私の責任になる。
もし、ここから、落ちちゃったら…
もし、これ使って怪我しちゃったら…
もし、給食をのどにつまらせたら…
わたしのせいで、
死んじゃったら困るから!!!!
だから、頼むから、
みんな、
わたしの言うこと聞いて!
単独行動しないで!
喧嘩しないで!
食べるときは、
ちゃんと座って
落ち着いて、食べて!
寝るときは、
うつ伏せにしたり、
布団で顔をおおったりしないで!
遊ぶときは、
私が見えるところで、
安全に遊んで!
って、いつもいつも、
思ってた。
これじゃ、軍隊だ…
ぜんぜん、信じてないよね。
こどものことも、まわりのことも、
自分のこともね。
だから、
子どもにめっちゃ厳しくなっちゃったり、
一緒に組んでる先生が
ゆる~い先生だと、
めっちゃイライラしたし、
ひやひやもした。
そして、
保育士の処遇がわるすぎるんだー!!とか、
○○だから、と、いつもだれかのせいにして、
つい、子どもを見張ってしまって
わたしが一番大切にしたいとおもってた、
「気持ちを受け止めること。」や、
「安心できる場所を作ること。」が
できない自分を正当化した。
子どもが死んじゃったら困るから…
と、誰もが言い返せないような
理由をつけて。
でもそれってほんとーーはさ、
「失敗する私」を許せなかっただけだし、
「失敗する私」が、恥ずかしかっただけだ。
理想の保育ができない私に×をつけ、
いつも完璧で「できる私」でいたくて、
「迷惑かける私」には、
価値がないって思ってたから、
必死になって見張ったんだ。
でも当時はそんなこと気がつかず、
子どもにも、先生にも、
よく怒っていて、
そして、そんな自分に
めっちゃ怒っていた。
だから、
いつも体調が悪くて、
いつも、イライラして、
いつも、たのしくなくて、
そうしたら、
本当は、だいすきな子どもたちが、
あるときから、かわいくなくなっちゃった。
「私を困らせないで。」って
思ったこともあったな~
それこそ、
「わたしのインナーチャイルドを
刺激するようなことしないでよ!」って、
おもってたこともあった~
あー、はずかしい。
はずかしい。
当時の私、よしよし。
大丈夫だよ…
そんな当時、
同僚たちは、いつもいつも、
暖かく見守ってくれていて、
ほんとうに、あたたかかった。
「失敗しても、怒っても、
そのままでいいよ。」
「何かあったら、いつでもいってね。
力になるからね。」
と。
保育を終えて、
事務所に帰ると、
自分の手を止めて、
にっこり笑って、
「おつかれさま~おやつあるよ~。」と、
お茶をいれてくれる主任たちと、
「ま~そんなおこっとったら、
また、胃に、穴があくで!」と、
笑い飛ばしてくれる同僚と、
「若くて元気でほんといいよね!
素直に、真剣に子どもと向き合ってて素敵よね。」
と、言ってくれる園長と…
わたしの感受性を認めてくれるみんなと…。
今思うと、
当時からずっと、
私は、何をやっても愛されていた。
職場の仲間からの愛を
そのまんま受け止めて、
ありがと~って頼れたらよかったなと、
つくづくおもう。
でも、
それができなかったもんな~
それ、やる方法知らんかったもんな~
ともおもう。
で、結果、今こうして、
過去の自分も、今の自分も、
認められる時間が増え、
周りにいた人たちの愛を
存分に受け取れている。
当時は無意識的に、
迷惑かけちゃってたし、
自分にも周りにも、
常にプレッシャー与えてたけど、
今は、ひとに迷惑かけることも、
役立たずでいることも
段々できるようになって
できない!
やれない!
やりたくない!
やって!
わからない!
助けて!
おねがい!
ありがとう♥️
が、馴染んできたの。
そしたら、
見張る必要がなくなって、
これまで抱えていた、
「失敗したら一生のおしまい」
みたいな
猛烈な不安がなくなった。
「失敗しても誰か助けてくれる。」って、
「何かあったら、助けてもらえる。」って、
なぜか、信じてる。
で、信じてるほんとに、そうなる不思議。
ないものを探して、
ないない!って言って、
探すをやめて、
あるものがみれるようになったら
壮大なコントが終演を迎え、
感謝がたくさん溢れたよ。
そうはいっても、
なかなかそう、
思えない人もたくさんいると思う。
当時の私も、
そうだった笑
気楽にいこうって言われただけで、
「はぁ!?なにいっとんの?!」って
おもってたから笑
だから、そのままでいいとおもうの。
どんな立場の人たちも、
今のそのまんまの自分で
オッケーだって、
どんな自分も⭕にしてあげてほしいな。
だって、そのままいるだけで、
愛されてるんだし、
世界は、自分が思うより優しいからさ。
おみこしやってた~!!!
夏だね。今年の夏が人生で一番楽しい。
最高です。
ありがとう。