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出産直後ケンジに連れ添ったパパが

私のいる病院に戻ってきました。

 

 

心臓の状態がどうのこうの

呼吸がどうのこうの。

 

 

色々説明してくれたのですが、

ちょっと感情に流されて

全然ちゃんと聞けなかったし、

こういう時って全然耳に入ってこないんですね。

 

 

 

とりあえず今はNICUにいること。

この症状はダウン症に多く見られるということ。

もしかしたら手術が必要だということ。

すぐにはお家に帰ってこれない

可能性が高いということ。

 

 

 

これだけの情報だけで

私の頭の中はパンクしていました。

 

 

 

だけど

私もパパもこの子がダウン症だと

なんとなーく確信していました。

 

 

どうしたらいいの。。。何がいけなかったの

 

正直その時はこの言葉しか出てこなかったです。

 

 

それを聞いたパパが

 
「ねえ、これって誇らしいことだよ。
すごく嬉しい。
神様から僕たちのところに選ばれて
ダウン症という宝物が届いたんだよ。
大切に育てようね
 
問題は
ダウン症かどうかということじゃなくて
彼の身体が大丈夫かどうか、
大変な時期が続くかもしれないけど
神様を信じよう。」

 

 

 

でした。

 

 

 

この時まで

大きな不安感で涙も出ず

胸が押し潰されそうだったのですが

 

このパパの言葉で

気持ちがフッと楽になりました。

 

 

ようやく息ができた感じ。。。

 

 

 

ただそのあとも

 

 

今日1日の出来事が

多すぎて

色んな感情が

抱えられなくて

(感情だけではなく、

寝てなかったし、

食べてなかったし)

 

何が理由かも分からないけど

とにかく泣きました。

ただ、これは

悲しいとか、そういう感情ではなかったです。

 

 

 

とにかく色んなことを受け入れること

今パパが隣にいてくれていること

我が子が産まれたこと

 

 

 

なんかとにかく色んな気持ちで

泣けました。

今夜だけ。。。。

 

 

 

続く

 

 

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