今回は、小6長男によるいろは歌についての考察です🙂
いろは歌の暗号
〔はじめに〕
色は匂えど 散りぬるを 我が世誰そ
常ならむ 有為の奥山 今日越えて
浅き夢見し 酔いもせず (いろは歌)
のいろは歌ですが、皆さんに馴染み深いのは字母歌の「イロハニホヘト…」だと思います。
ですがそんないろは歌、いつ、誰が、何の目的で作ったかが、分かっていません。
そんないろは歌には暗号のようなものがあることを知っていますか?
そしてその暗号を知った後、このいろは歌をあなたはどのように解釈するのでしょうか?
〔折句〕
折句とは、頭文字を繋げる沓と、最後の文字を繋げる冠の2つの意味の沓冠を使った暗号です。
濁音は関係ありません。例えば兼好法師と頓阿法師との歌のやり取りでは、
【兼好法師】
よもすずし
ねざめのかりほ
たまくらも
まそでもあきに
へだてなきかぜ
【頓阿法師】
よるもうし
ねたくわがせこ
はてはこず
なほざりにだに
しばしとひませ
と、ありますが気づいたことはありますか?折句を使って会話しています。
【兼好法師】
よねたまへ(米給え)ぜにもほし(銭も欲し)
【頓阿法師】
よねはなし(米は無し)せにずこし(銭少し)
このように日本では暗号に沓冠を使うことがよくあります。
〔とがなくしてしす みこゐれり〕
7×7の正方形にいろは歌の字母歌を当てはめます。そうすると、下に「とがなくしてしす」という文字ができます。これは咎なくして死すと、著者が意図的に読めるようにしたと考えます。
咎とは罪であり、「罪無くして死す」と解釈できます。そして「みこゐれり」は入滅した神の御子のことだと考えます。
〔やあゑさけゐつわと〕
「やあゑさけゐつわ」の「やあゑさけ」
「やあゑ」は発音が似てることから、ヘブライ語の神を意味する、唯一神ヤハウェのことだと考えます。
「やあゑさけ」は「やゑさくら」で、八重桜を指すと考えます。
さくらはヘブライ語で隠すの意味を持ち、ヤハウェ(神)が隠れるは、
神隠しということだと解釈します。
「ゐつわ」というのは逸話になったと解釈します。
それに、角には「いゑす」とあります。
〔いはほとなて〕
「いわほとなて」のいわおとは巌のことを指すと考えます。
巌とは邪気を寄せつけないという意味や神の救いという意味で、
「いわおとなて」は君が代の「巌となりて」の歌詞と何か関係するのでしょうか?
〔暗号のまとめ〕
御子は罪無くして死んでしまった。
そのことは神隠しのごとく逸話となった。
だが、死んでしまった御子は巌となり、
人々を救う。
〔この歌を詠んだ作者〕
この暗号だらけの歌を子供から大人までに読んでもらい、
知らず知らずのうちに、キリストを讃えさせる天才は、
柿本人麻呂と考えます。実際かきのもとという文字を結ぶと、「の」を中心に綺麗に結べます。
〔それを踏まえて解釈したいろは歌〕
僕はこれまでのことから、イエス・キリスト目線の歌だと考えます。
色は匂えど 散りぬるを(色は匂えてもすぐ散ってしまう)
我が世誰そ 常ならむ(我が世の誰もが
常ではない)
有為の奥山 今日越えて(あそこの奥の山を今日こえる)
浅き夢見し 酔いもせず(そしたら
浅い夢を見ることもない、酔いもしない、もう二度と)
解説
この歌はイエス・キリスト目線の歌と考えます。
古代では、色を匂うとは鮮やかで明るいという意味や、美しい人という意味ですが、それはすぐ散ってしまうとあります。
この世では、誰一人として常(普通の状態)ではなく、そんなことを言ってたイエスは、
今日あの奥の山を越えると(ゴルゴダの丘?)、
もう浅い夢を見ることも、酔うこともしない、もう二度と。
そこに柿本人麻呂は、伝えきれなかったことを暗号化して、後世に残したのでしょうか?
長男による考察は以上となりますが、母はなんのこっちゃ全く持ってちんぷんかんです

長男、昨年に引き続き、今年も歴史能力検定試験を受けるようです。