つわりは2ヶ月に入ってすぐに始まり、3ヶ月に入った途端一気に重くなった。
すぐに疲れる、吐き気、眠い、何もする気にならない。
一番辛いのは、長男の相手。まだ家事の方が楽。
長男のペースや発言に合わせて、自分が対応するのがしんどい。家事なら自分のペースでこなせるのに。何より、途中で横になって休むというのが許されず、ノンストップで相手をさせられるのが辛い。
夫には、平日今まで以上に家事をしてもらっているが、私はベッドで一休みすることが多い。
そんな長男、最初の赤ちゃん返りは妊娠2ヶ月の頃だった。
つわりの中、8月の引越しに向けてハードに動いていた私は、そのツケが思い切り長男に回ってしまった。
相手をする気力も体力も無くて、むしろイライラと遠くに追いやりたい気持ちになった。
敏感に感じ取った長男は不機嫌にいろんなことに拒否的になり、時折黙り込んで「無」の表情になって暗い物置部屋に行ってしまったりした。
そんな1週間があり、これはまずいと思った私は、夫に任せられるものはすべて任せて、余裕のあるスケジュールに変更した。
そうしたら、長男に対する愛しい気持ち、面白がる気持ちが出てきて、だいぶ元の私に戻ってきた。
そんな長男が妊娠3ヶ月に入った頃から、象徴的な行動をするようになった。
ハイハイをし、食事を食べさせてもらおうとし、赤ちゃん用のベビーカーで横になりたがる。
ここまでは赤ちゃん返りというか、自分が赤ちゃんになろうとしてるように見えた。
そして今日は、マキシワンピを着た私を座らせて、足元から「トンネル」と言ってスカートの中に入り込み、さらにはお腹に身を寄せて「ママのお腹の中に入る」と言ったのだ。
長男は今、知ったことを何でも口にしてしまうので、私はまだ妊娠の話を長男にしていない。
2回流産を経験しているため、安定期に入るまで必要最低限の範囲にしか知らせたくなかったからだ。
なので、長男の赤ちゃんごっこは長男が何らかの力で私の妊娠を読み取った証拠なのだ。
トンネルという名の産道をさかのぼり、胎児に戻る遊びをしたのだ。
この長男の察知能力、表現能力に私は感動した。
とはいえ、専門外の夫に興奮して報告しても、共感してもらえなかったが。
つわりとの付き合い方、長男との付き合い方を模索しながら、もうしばらく頑張ろうと思う。
