こんにちは。
英語プロコーチのみほこです。
今日も先日のセミナーで話しきれなかったことの補足です。
セミナーの中で英語を日本語に、日本語を英語にする、というのは
意外に限界があるよ、というお話をしました。(30分あたり)
先日とあるTOEICのボキャブラリー対策本を知り合いに見せてもらったのですが
この英訳・和訳の限界を知ってか知らずか
日本語→英語 の回答を出させる形のものでした。
この本の何がよくないかというと、
日本語→英語の答えは一つではなく、相応しい語彙がいくらもあり、しかも
正解とされていた単語よりももっといい言い方があると思えるものが結構あったことです。
この本を終了して、よし!と思っても、実はあまりよくない知識も得てしまう結果になり、
リスニング&リーディングのTOEICだけを受ける方には勉強が大変な割には効果が薄い(英訳する作業はテストにはないので)
ということになってしまいます。
本屋さんやアマゾンでも英語学習の本は溢れており、
どれも魅力的なタイトルがついています。
しかし、残念ながらそれらの全てが学習者にとって有効なものとは言えなさそうです。
それでも、この本もアマゾンレビューでは沢山星がついていましたし、
相当売れているような感じでした。
学習者としては読みやすい、使いやすい、飽きない、自分に向いている、などの基準で本を選びます。
私もそういった本がいいと思います。
使いやすかったりしなければ続きませんから。
しかし、肝心な内容はどうなのか。
ここは学習者にとって判断が難しい所です。
それが判断できるようであれば、そもそも本を買って学習する必要はありません。
この部分は信頼できる先生、ネイティブの方やバイリンガルの方、
試験対策であれば、受験、合格経験があって効率の良い学習法が分かっている方などのアドバイスを
もらうのがよいと思います。
といっても冒頭の本の著者も何度もTOEICで高得点を出しているというのが売りの方のようでしたが・・・・
セカンド・サードオピニオンは大切です。
せっかくお金を払うので、よい本を購入して、希望の成果を得ていただきたいと思います。
私も無料カウンセリングを行っていますので、
ぜひご利用ください。
私自身も英語学習者ですが、現在は英検1級、
TOEIC970くらい(自宅で模擬問題しか解いていないのでw)な感じです。
(IELTS 9 目指してます)
こんな私でよろしければ
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