こんにちは。

オンライン英会話効果倍増コーチングのみほこです。

 

その昔 フランスにフランソワ・グーウィンという大学教授がいました。

専門はラテン語とギリシャ語。

弟子には語学学校を設立したことで有名なマクシミリアン・ベルリッツもいます。

すごく頭のよさそうな人ですよね。

 

 

この方があるとき、ドイツ語を勉強しようと思い立ったそうです。

ドイツ語を勉強するならドイツへ。と早速ドイツへ留学。

しかし、そこでフランソワは何をしたかというと

分厚いドイツ語の辞書と文法書を抱えて部屋に閉じこもり、

ひたすら単語を暗記し、文法を読み解き、理解しようとしたのでした。

 

退屈そうな作業ですが、そこは大学教授。

数か月かけて内容をすべて理解し、

単語も沢山覚え、外の世界にでかけました。

 

そこで何が待っていたと思いますか?

フランソワは周りの人の言っていることが一言も理解できなかったのです。

 

「あんなに勉強したのに。」

大打撃を受けたフランソワは

 

「勉強が足りなかったんんだ」

と再び部屋に引きこもり、

辞書と文法書のさらなるマスターに努めました。

 

更に数か月後

勉強の成果を試すべく、

フランソワは滞在先の1階にあったカフェに出かけ

そこにいる人たちと会話を交わそうと試みました。

 

ところが勇気を出して話した彼のドイツ語に

周りの人たちは大笑いしたのです。爆  笑爆  笑爆  笑

 

フランソワの自尊心はぐしゃぐしゃになりました。ショボーンショボーン

そしてドイツ語の習得は諦め、フランスに帰っていったのです。

 

かわいそうなフランソワ。ぐすん

彼は決してドイツ語がわからなかったわけではありません。

一生懸命勉強して、知識はすべて頭の中にありました。

 

それでは何がいけなかったのでしょう。

彼はどうすればよかったのだと思いますか?

 

 

出典