今朝、父に電話したら声が全くでない状況。
かなりしんどいのだろう。
「胃瘻作ったら、栄養が沢山入れてもらって、
元気になるからね、しんどいから切るね」って言ったら、
父はすぐに電話を切ったが、
後から全く父に寄り添っていない事に気が付いた。
ゴメンね。
しんどいよね・・・。
しんどいのに頑張れみたいなこと言って。
30分後、父に電話した。
父は電話を取るのもしんどい状態だが、
謝りたい気持ちもあり電話した。
「熱が出てしんどいやろ。明日の手術、断わろうか?」
父ははっきり言った。
「勝手に決めたらあかん」
そうやね。
その通りやね。
私は短絡的過ぎた。
いつでもそうだ。
主治医が判断するんだ。
父は冷静さを保っていた。
「しんどいやろ」
「いや、しんどくない」
えっ、しんどいはずなのに。
嘘つかなくていいよ。
そこまでして急いで胃瘻作らなくていい。
もうどんどん弱っていく父を見るのは正直つらい。
けど、父は胃瘻を造って生きる道を選んだ。
母の為に。
だから私も一緒にその気持ちを汲んであげないといけないのに、
しんどい思いをこれ以上してもらいたくないという思いと、
生きて欲しい気持ちがぶつかり合っている。
明日、採血をしてから父の胃瘻造設をするかしないか決まる。
胃瘻を造って栄養がしっかり吸収されて落ち着いて、
リハビリが出来るようになってくれたら良いなと思う。