駅に向かう道 | 失語症になっちゃったダンナと私の日々 

失語症になっちゃったダンナと私の日々 

2022年12月末、定年退職後、大学院で勉強していたダンナが脳梗塞で倒れ、失語症になりました。
今はリハビリに通い、緩やかな生活を送っています。そんなダンナと私との日々の暮らしを綴っていけたらと思っています。

 

 ダンナが脳梗塞で倒れる前は、

 

 自分は今まで大きな事故や病気などもなく、

 

 親も元気でいてくれてるし感謝しないとねという、

 

 漠然とした感謝はしていたと思う。

 

 けど本当の感謝はそれじゃなかった。

 

 

 

 ダンナが倒れてから色んな学びがあった。

 

 何にもない一日一日がとても愛おしく、

 

 本当に奇跡なのだと思う宝石白宝石赤宝石紫

 

 脳梗塞の再発もなく過ごせている。

 

 

 

 朝のひんやりした新鮮な空気の中、

 

 駅まで向かう道で空を見上げながら。

 

 

 まだ眠っているダンナを置いて仕事に行ける事。

 

 親から体調不良の電話がかからなかった事。

 

 朝目覚めて、お弁当に入れたおかずの残りとご飯を食べて、

 

 特別美味しいわけじゃないけど美味しかった事。

 

 今日も体に異変がなくて歩けて、話せて・・・・。

 

 

 途中でとことこ歩いていたカラス。

 

 近づいても逃げないんだね・・・おはよう照れ

 

 こんなカラスでさえ癒してくれる。

 

 それぞれの家の前に置かれている春の花が可愛い・・・。

 

 

 

 

 チューリップ紫チューリップピンクチューリップオレンジ有難うチューリップ黄チューリップ赤チューリップ黄

 

 

 

 

 駅に向かう途中に、

 

 もう溢れんばかりの感謝の連鎖。

 

 

 

 

 

 今、職場で自分に次々と色んな現象がやってきている。

 

 以前の自分なら愚痴や泣き言を言っていたと思う。

 

 今でもそれは顔を覗かせようとしているが、

 

 モグラたたきのように押し込んで・・・。

 

 

 

 

 

 もう感謝しながら前向きにいこう。

 

 

 

 

 ニコニコしながら楽しんでやっていこう。

 

 

 

 

 絶対大丈夫なように神様が用意してくれているから。

 

 

 

 

 

 淡々とこなしていこう。